Android 14 Beta 1で予測型「戻る」アニメーションを使用する方法
Android 14 で新たに導入される見込みの新機能『予測型「戻る」アニメーション』は、昨日リリースされた Android 14 Beta 1 では既に利用可能の状態です。
予測型「戻る」アニメーションはジェスチャーナビゲーションで戻る操作を行う際に流れる新しいシステムアニメーションです。Android 14 Beta 1 ではデフォルト無効に設定されていますが、開発者向けオプションの中でトグルスイッチをON に切り替えるだけで有効化できます。ただ、アプリの対応も必要なので、全ての場面でアニメーションが流れるわけではありません。
このオプションを有効にすると画面をスワイプして戻る際に戻る先の種類に応じて異なるアニメーションが流れるようになります。例えば、戻る先が前に開いたアプリまたは同一アプリの前のページだった場合、アプリ履歴画面のように戻る先のプレビューが現れるようなアニメーションが流れます。また、戻る先がホーム画面だった場合、アプリは縮小しつつホーム画面が現れるアニメーションが流れます。
▲ 左 : 前のアプリに戻る場合、右 : ホーム画面に戻る場合
Android 13 までは実際に戻る操作を行わないと、どこに戻るのかを確認できませんが、新しい予測型「戻る」アニメーションを利用すると、戻る操作を行う前の段階で戻る先を知ることができ、これはスマホ全体の操作性を向上させる仕組みになると言えます。おそらく、Android 14 の正式版ではデフォルト有効の設定に変わると思われます。
関連記事
週間ランキング
None Found