Android 14でスワイプして戻る操作が大幅に改善されるかも
スマホ操作の基本中の基本、ジェスチャーナビゲーションによるスワイプして戻る操作の動作内容が Android 14 で大きく変わることが判明し、Android 14 ではスマホ全体の操作性が今よりもっとわかりやすくなると予想されています。
スマホで戻る操作を行うと次に表示される画面は、ホーム画面、アプリ内の前のページ、前に開いていたアプリのいずれかです。殆どの場合は次に表示される画面を予測できますが、時々、うっかりホーム画面や前のアプリに戻ってしまい、アプリでの作業が中断されることがあります。こうした場面では一瞬混乱し不便さを感じますが、Android 14 ではこの点にも対策が施されています。
というのも、現在開発者向けに提供されている Android 14 DP1 には、「予測バックジェスチャーモデル」という仕組みがシステム全体に適用されたのです。これにより、次に戻る先が前に開いたアプリの場合にそのプレビューが表示されるようになります。その見た目はアプリ履歴画面の表示と似ています。
戻る先がホーム画面または前のページだった場合には上図のようなプレビューは表示されず、それぞれ異なるアニメーションとともに画面遷移します。Android 14 では戻る先によってスマホが異なる挙動を示すので、どこに戻ったのかを視覚的に把握しやすくなりました。混乱する場面が減るということです。
Android 14 DP1 の時点で予測バックジェスチャーは開発者向けオプションとして実装されており、デフォルト OFF の設定です。Android 14 が正式リリースとなる頃にはアプリの Android 14 対応化も進んでいるはずなので、その頃に開発者向けオプションから削除されデフォルト ON の設定に切り替わると予想されています。
Source : XDA
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