Androidタブレットでアプリサイズが大きすぎる問題はフリーフォームモードで解決
タブレットの画面はスマホよりも大きく、アプリをより広いスペースで操作でき生産性が向上します。しかし、全てのアプリがタブレットで使いやすいわけではなく、アプリによっては逆に大きすぎて不便に感じることもあります。そんなんときは Android の標準機能である「フリーフォーム」モードを使用すると、タブレット上でもスマホサイズでアプリが表示されスマホ風に操作できます。
フリーフォームモードは、アプリを任意のウィンドウサイズで表示する機能です。例えば電卓アプリの場合、タブレット画面にはボタンが大きすぎて入力しづらくなります。そこでフリーフォームモードを使用するとスマホと同じ UI レイアウトとなり楽に片手入力できます。
別の用途としてスマホとタブレットの中間サイズでアプリを表示したいときにもフリーフォームモードは有効です。私は普段の野球視聴に「ベースボール LIVE」を使用していますが、次のスクショのように少し縮小して個人的に丁度よいサイズで視聴しています。
もう一つ例を紹介すると、ピクチャーインピクチャーモードで動画を再生中でも一部のアプリは動画再生可能なので、野球中継を視聴しながら別の動画を視聴することもできます。
スクショ撮影に使用したタブレットは Android 12 の環境です。Android 12 でフリーフォームモードはデフォルト無効となっており、事前に「開発者向けオプション」で有効にする必要があります。
アプリをフリーフォームモードで実行するには、まず一度アプリを起動し、その後アプリ履歴画面を表示します。次にアプリアイコンをタップして表示されるメニューから「フリーフォーム」を選択します。
表示を元に戻す場合はウィンドウ枠右上のアイコンをタップします。
使用方法の説明は以上となります。
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