Snapdragon 8 Gen3は最大3.7GHz駆動となりCPUコアのクラスタ構成も刷新か?

投稿日時 5月 1st, 2023 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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ハイインドの Android スマホで広く採用されている Snapdragon 8 シリーズの SoC は、次世代の Snapdragon 8 Gen3 で CPU クラスタ構成が変更され大幅な性能アップが期待されています。

現行最新の Snapdragon 8 Gen2 の CPU は 1 + 4 + 3 のクラスタ構成を採用していますが、次の Snapdragon 8 Gen3 は、1 + 5 + 2 とパフォーマンスコアが増強され、さらにプライムコアは最大 3.7GHz 駆動という前例のないクロック周波数の Cortex-X4 に置き換わると噂されています。

Snapdragon 8 Gen3 のモデル番号は SM8650 で、GPU は Adreno 750 とされています。また、Snapdragon 8 Gen3 は引き続き TSMC で製造されますが、使用されるプロセス技術は Snapdragon 8 Gen2 の N4 からより電力効率の高い N4P に移行したと伝えられています。依然として 4nm プロセスを維持することになります。

Snapdragon 8 Gen3 の開発は現在中期から後期の段階にあり、既に一部のコア OEM パートナー企業にはスマホの研究開発を目的に初期のエンジニアリングサンプルが供給されているそうです。今回の情報はそうした OEM 企業からの情報流出だとみられます。

Snapdragon 8 Gen3 は順当に行けば 2024 年初めに搭載スマホが発表される見込みです。

Source : MyDrivers