Google、AndroidにBard AIの導入を計画、Pixelスマホに先行導入される見込み
Google は今年 3 月、CharGPT に対抗する生成 AI「Bard」を発表し、現在は限られたユーザーを対象に試験版サービスを提供しています。Bard が今後どのような形式でエンドユーザーに提供されるのかなど不透明な部分は多いものの、Google は Android デバイスへの導入を計画しており、既にその開発作業にも着手していることが判明しました。
これは、9to5Google で行われた Google アプリの APK 分解調査から判明したことです。どのような方法で利用するのかなど実態は明らかになっていませんが、調査レポートによると、Bard へのアクセス機能を持つ新しいホーム画面ウィジェットの追加が計画されており、しかもそれは Pixel スマホに先行導入となる見込みです。
Bard は現在、専用の Web サイト上で利用可能な他、Gmail や Google ドキュメントなど既存のサービスにもオプション機能として試験導入されており、その導入範囲は多岐にわたります。
Android 用ウィジェットが単なるショートカットなのか、専用アプリなのか、その詳細はわかっていませんが、Android への導入はほぼ決定的となりましたし、Google アシスタントのように全ての Android ユーザーが Bard の恩恵を享受できるようになれば、今流行りの生成 AI の分野で Android は iPhone を大きく先行することになりそうです。
ちなみに、Bard は bard.google.com にアクセスすると体験できますが、日本からのアクセスでは弾かれるので、米国対応の VPN アプリ「USA VPN など」を使用する必要があります。
Source : 9to5Google
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