Google BardがGoogleアプリ・サービスと連携開始
出典 : Google
Google は 9 月 19 日、独自の生成 AI を活用したチャットボット「Bard」に Google アプリやサービスとの連携を可能にする Bard 拡張機能の導入を開始したと発表しました。まずは英語版 Bard より利用可能となっています。
どういうことかというと、一つのチャット画面上で Google アプリ・サービス上の個人データにアクセスして、それらの中から必要な情報を検索し、ユーザーの質問に応じた解答を生成するということです。
これまで Bard はネット上の情報を対象に解答を生成していましたが、Bard 拡張機能により、Google アプリ・サービス上の個人データにもアクセスしてそこからも情報を引っ張ってこれるようになります。
これにより、例えば、友人との旅行を計画しているときに友人たちのスケジュールを確認する場合、Bard に質問すれば Google カレンダーの情報から友人の暇な日をリスト化してくれます。
また、、Gmail のメールを選別したり、航空券やホテルの予約をチェックしたり、YouTube 動画を検索することも Bard とのチャット上で行えます。
文書作成においても Bard 拡張機能は優れた能力を発揮し、例えば、求人への応募時に会社へ提出するカバーレターを作成する場面では、応募する会社の仕事内容に関するキーワードを与えると、Bard が Google ドライブ内の履歴書データを検索して立派なカバーレター文を生成してくれます。
Bard 拡張機能により、Bard は Google アシスタントよりも有能な秘書としても役割を果たすようになります。
Bard 拡張機能は、Gmail、YouTube、Google マップ、Google ドライブ、ドキュメントなどの主力サービスに導入される予定です。しかし、現在は英語版のみの対応となっており、日本語版では使用できません。
Source : Google
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