Googleウォレットに物理的な会員証やチケットを写真に撮るだけでデジタル化できる新機能が追加
Google がデジタルウォレットサービス「Google ウォレット」に今後追加する新機能を一挙公開しました。新機能の国内提供時期は明らかにされていませんが、紙やプラスチックのカードを写真に撮るとスマホで利用可能なデジタルカードへと変換する画期的な機能も発表されており、日本での展開も期待されます。
まず始めに、QR コードやバーコードの付いたカードの写真を撮影すると、スマホからアクセス可能なデジタルカードに変換する機能を紹介します。
例えば、ジムの会員証、スーパーのポイントカード、乗り物乗車券、駐車場チケットなど、スキャン可能なものは全て Google ウォレット独自のデジタルカードに変換してスマホで使用できるようになります。Google によると、この機能は「まもなく」リリース予定とのこと。
もう一つ近日中にリリースされる新機能が Google メッセージの RCS チャットを利用して旅行サービスでのチェックインを完了させ、メッセージから Google ウォレットに搭乗券を保存できる機能です。まずはベトナム航空と Renfe が対応を開始します。
また、今年後半には、Google ウォレットに会社の社員証を保存できる新機能もリリースされます。機能の詳細情報は公表されていませんが、Google ウォレットの社員証を利用して会社施設の入退館や社員食堂の利用が可能になるそうです。
他にも米国では民間保険会社 Humana の健康保険証を Google ウォレットに保存し、スマホを使用して保険証を提示することも可能になります。
国内の Google ウォレットサービスはまだ始まったばかりということで、提供されている機能はごく一部に限られていますが、今後、上記のような新機能も利用可能になると、本当に財布要らずで日常生活を送ることができそうです。
Source : Google
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