スマホのeSIMを勝手に削除されない為に本人確認を要求する設定方法
eSIM は物理的な SIM カードのように抜き挿しすることがないため、SIM カードを紛失したり盗難される心配がありません。しかしその一方で eSIM を勝手に削除されるという SIM ならではのリスクも生じてきます。このような eSIM 特有のリスクに備えるための新しいセキュリティ対策として、eSIM 削除前に本人確認を要求する設定方法を紹介します。
現行の Android の仕様だと、eSIM を削除する際に認証などは設定されておらず、スマホを操作できる状態であれば誰でも eSIM を削除できます。万が一、eSIM を他人に削除されたとしても紛失や盗難されたわけではないので被害は深刻ではありませんが、一時的にでも通話やデータ通信が不能になるのはとても困ります。
幸いにも、Android には eSIM を削除する前に本人確認を要求するオプション機能が備わっており、有効にすると指紋認証などの認証をパスしなければ削除できなくなります。具体的には、システム設定メニューの「セキュリティ」 → 「SIM の削除の確認」を ON に切り替えます。
eSIM の無断削除行為は eSIM 特有のリスクであり、新手の嫌がらせ行為として世に広まる可能性もあります。そのため、eSIM 削除の認証設定は重要になってきます。eSIM ユーザーさんは設定を確認し、必要であれば認証を設定することをおすすめします。
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