Google Pixel 8のカメラに関する詳細なスペック情報がリークされる
Google の Pixel 8 シリーズに関しては、先週 Google 内部からのリークにより Tensor G3 プロセッサの一部詳細が暴露されましたが、その後もリークは止まらず、今週はカメラのハードウェア・ソフトウェアに関する一部の詳細情報が明らかになりました。
今回のリークによると、Pixel 8 と Pixel 8 のカメラ構成は基本的に Pixel 7 シリーズを踏襲していますが、使用されるイメージセンサーやレンズは一部変更される模様です。特にメインカメラのイメージセンサーが Pixel 7 シリーズの Samsung ISOCELL GN1 から Samsung ISOCELL GN2 5,000 万画素にアップグレードされるらしく、これが事実なら画質・ノイズ耐性・AF などの性能向上を期待できます。
Pixel 8 に関しては、超広角カメラのイメージセンサーは Pixel 7 と同じ Sony IMX386 1,200 万画素を維持しているものの、レンズは 0.55 倍とより広い画角を持つとのことです。つまりこれは広角撮影や接写に強くなることを意味します。
一方、上位の Pixel 8 Proについては、超広角カメラは 0.49 倍のレンズと Sony IMX787 6,400 万画素センサーに刷新され、光学 5 倍の望遠カメラには Samsung ISOCELL GM5 4,800 万画素センサーが引き続き使用されるそうです。
この他、どちらも AF 性能を強化するために 8×8 ピクセルの ToF センサー（VL53L8）が搭載され、先日のリークで噂された体温測定用の温度センサーは Pixel 8 Pro のみ搭載されるとのこと。温度センサーには Melexis MLX90632 が使用されるとのこと。
フロントカメラはどちらも Pixel 7 シリーズと同じ Samsung 3J1 1,100 万画素センサーが使用されるそうです。
ソフトウェア機能については、リアの LED フラッシュの発光量を自動的に調整して、低照度環境での写真や動画の露出オーバーを抑制する新しいアダプティブライト機能、画像の一部分に対して選択的な AI 処理を適用できる新しいシーンセグメンテーション機能が追加されているそうです。
今回伝えられた情報から判断すると、Pixel 8 シリーズでハードウェア面に劇的な変化は期待できそうにありません。高画素化、センサーサイズの拡大、8K 動画撮影への期待度は非常に薄いですが、そもそも Google は AI を含むソフトウェアでカメラを改良していく開発方針を採用している企業なので、スペックだけを見て落胆するのは時期尚早です。
Source : Android Authority
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