Huawei P60 ProがDxO Markのカメラベンチマークでトップに立つ
カメラやレンズのレビューサイト DxO Mark でスマホカメラのランキングが更新され、今年初めに中国で発売された Huawei の最新フラッグシップスマホ Huawei P60 Pro がトップに立ちました。
これまでのトップは今年 4 月にランクインした OPPO Find X6 Pro でしたが、わずか 2 ヶ月ほどでトップの座を P60 Pro に譲ったことになります。客観的な性能を示す DxO Mark のトータルスコアは、Find X6 Pro が 153 ポイントで、今回トップに立った P60 Pro は 156 ポイントでした。スコアの差は 3 ポイントと僅かですが、トップテン全体で見ると差は大きいと判断できます。P60 Pro のカメラはとてもユニークな仕様なのでその実力は未知数でしたが、DxO Mark のランキングでトップに立ったということは、Huawei のエンジニアリング力は一定の評価を得たことになります。
P60 Pro のカメラはあらゆる照度条件下において画質を重視した設計です。メインカメラには低照度撮影に強い RYYB 配列のイメージセンサーを使用し、さらに、開放 F1.4 の明るいレンズは F4.0 まで絞ることのできる可変絞りを採用しています。また、望遠カメラは高画素且つ F2.1 という超明るいレンズを採用しています。
P60 Pro は現状トップの評価を得たということで、DxO Mark のレビューでもカメラに関しては全体的に好評です。特に、シャッタースピードが長くなる結果、被写体ブレが起きやすい低照度条件では被写体を完全に止めた写真を撮影できることや、照明条件の悪い環境でも人肌のトーンを正確にレンダリングできるとして低照度条件下でのパフォーマンスをべた褒めしています。
P60 Pro は国内では販売されていませんが、グローバルモデルが欧州で販売されています。上述のような優れたスマホカメラを入手することを目的に個人輸入したとしても後悔することはなさそうです。
Source : DxO Mark
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