Android 14からSmart Lockは「ロック解除延長」に名称変更
Android 14 の正式リリースに伴い、それまで「Smart Lock」として提供されていたスマートフォンのロック解除オプションが「ロック解除延長」に改名されました。
変わったのは名前だけで機能に変更はありませんが、全く別の名前に変わったので Smart Lock が廃止されたと勘違いしてしまうかもしれませんが、機能は生きています。また、システム設定アプリで Smart Lock を検索してもヒットしなくなったのでご注意ください。
ロック解除延長は、有効にした条件の場合にスマホのロックが解除された状態を維持する機能で、現在は、持ち運び検知、信頼できる場所、信頼できるデバイスとの接続状態の 3 つの方法でロック解除延長を有効にできます。
持ち運び検知
スマホを持っている間はロック解除状態を維持するオプションです。スマホを長時間操作していると、時々、用事や移動などでスマホをロックしますが、その間もスマホのロックは解除状態を維持するので、いちいちロック画面認証を行う必要がなくなります。
信頼できる場所
位置情報に基づく場所の範囲内にスマホがある間はロック解除状態を維持するオプションです。例えば、自宅住所を信頼できる場所に設定すると、自宅やその周辺にいるときにはスマホのロックが解除された状態を維持し、スリープからの復帰時にロック画面認証を実行する必要がありません。
信頼できるデバイス
カーナビや Wear OS スマートウォッチなどの対応 Bluetooth デバイスと接続中はスマホのロック解除状態を維持するオプションです。スマホを持っているかどうかや場所によらずロック解除状態を維持できますが、スマートウォッチの場合は本人確認されないのでセキュリティ的にリスクがあります。カーナビの場合は自分の車から下車すると自動的にロックが有効になるので、利用するならカーナビとの接続をおすすめします。
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