Linpack for Androidがマルチスレッドに対応、Galaxy S II、LG G2x、HTC Sensationで動かしてみた
端末の浮動小数点演算性能を評価し、主にCPU性能を比較するために使用される「Linpack for Android」がマルチスレッド処理に対応しました。
マルチスレッド処理に対応したことで、マルチスレッドに対応したCPU、マルチコアCPUでは、Linpackの計算時間を短縮できるはず。デュアルコアCPUのGalaxy S II、LG G2X(Optimus 2X)、HTC Sensationで試しに動かしてみました。マルチスレッドで計算させても毎回スコアに大きなバラつきが見られるので、スコアそのものは参考にならないと思いますが、シングルスレッドよりもスコアは上がるようです。
搭載するSoCは、Galaxy S II(Samsung Exynos 4210 1.2GHz)、HTC Sensation(Qualcomm MSM8260 1.2GHz)、G2x(NVIDIA Tegra 2 1.0GHz)、AQUOS PHONE SH-12C(Qualcomm MSM8255 1.4GHz)。
- Galaxy S II:65MFLOPS→127MFLOPS
- LG G2X:39MFLOPS→77MFLOPS
- HTC Sensation:46→121MFLOPS
- (参考)AQUOS PHONE SH-12C:試行するたびにスコアのバラつきは見られるものの、シングル・マルチ共に大体50~55MFLOPS。
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