Galaxy Tab 10.1のCPUクロックを1.4GHzにアップできるカスタムカーネルが公開中
Galaxy Tab 10.1のCPUクロックを1.4GHzまで上げるカスタムカーネル、カーネルモジュールが公開されています。手元のGalaxy Tab 10.1に導入してみました。
カスタムカーネル、カーネルモジュールは、Droid Basementで公開されています。XDAでも取り上げられています。利用するにはカーネルまたはカーネルモジュールを導入し、SetCPUで調整するといった感じ。なので端末のroot化が必要です。
Galaxy Tab 10.1のSoCはTegra 2。CPUのクロック周波数は最大1.0GHzです。SetCPUでは1.2GHz、1.4GHzでスケールさせることができます。実際に1.4GHzにアップさせて暫く使用してみましたが、まだ安定していないのか、YouTube動画を5分ほど視聴していると突然フリーズしてしまうなど実用的ではないと思いました。Galaxy Tab 10.1がフリーズしてしまった場合はPOWERボタンを10秒程度長押しすると強制リブートします。Galaxy Tabではお馴染みの方法だと思いますが。
Quadrant、Linpackのスコアを測定してみました。上図左が1.0GHzでのスコア、右が1.4GHzにアップしたときのスコアです。CPUのスコアは1.0GHzで3855、1.4GHzにすると4524と約17%スコアが上がりました。次の図はLinpackのスコア(テストはマルチスレッドで行った)です。1.0GHzで60.324MFLOPS、1.4GHzで82.842MFLOPSと約36%のアップ。
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