Garminfoneの値段が高いのはマップデータのせい
米国ではT-Mobileが6月ごろに「Garminfone」と言う名で発売されることになった、Garmin-ASUSが開発した「nuvifone A50」ですが、その販売価格は2年縛りで割引を受けても$200と結構お高めなお値段なんですよね。
米国で販売される他のスマートフォン、例えばVerizon Droid Incredible、6月4日に発売されるSprint Evo 4Gなどの明らかにGarminfoneよりもハイスペックな端末でありながら、2年縛りで$199と一応安く販売されるようです。
同じT-Mobileから今後発売される「myTouch 3G Slide」では、Garminfoneと同じようなスペックを持ちながら価格は2年縛りで$149~、と言われています。
なぜ、Garminfoneの値段が高いのか・・・、それは地図データのためです。
Garminfoneには、Googleマップ意外にGarminが提供するマップデータが収録されています。Garminはこれ意外にも昔からGarmin製GPS装置に対してはSDカードに収めた地図データを有料で販売しており、Garminfoneにもこれと同じようなデータが収録されています。
このマップデータと言うのが、1000円そこらで購入できるものではなく、最低でも1万円はかかります。しかも一つのマップデータを購入すれば全国をカバーできると言うものではなく、地域ごとに販売されたり、地図データのタイプ(道路地図、地形図など)ごとにマップデータは販売されています。
おそらく、このGarminfoneにはこれらの地図のほぼすべてが収録されていると考えられるので、他のスマートフォンよりも高い金額になったのかと思います。かといってそのマップデータを外すとGarminfoneとしての魅力がなくなっちゃいますし、Garminのマップデータは山間部などではGoogleマップよりも詳しく表示されたりするのでマップデータは必要だと思われます。
ま、日本ではそもそも発売すると言う噂すら出てないので価格を検討したところ入手できるわけじゃないんですけどね、ちょっと気になったので紹介してみました。
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