NTTドコモが発表したXi(クロッシィ)対応タブレットや新サービス、料金プランなど
NTTドコモは9月8日、同社のLTEサービス「Xi(クロッシィ)」に対応したタブレット製品2機種、Xi(クロッシィ)端末で利用可能な4つの新サービス、Xi(クロッシィ)の新しい料金プランと利用可能な上限容量の変更を発表しました。
まず発表されたXi(クロッシィ)対応タブレットは富士通製「ARROS Tab LTE 10.1(アローズ・タブ・エルテーイー)」と「Galaxy Tab 10.1 LTE(ギャラクシータブ10.1エルテーイー)」の2機種。それぞれ10月中に発売予定です。
Samsungは海外(オーストラリアやドイツ)においてAppleによる特許訴訟によってGalaxy Tab 10.1の販売停止仮差し止めを受けています。国内での販売についても質疑応答で質問が出ていました。NTTドコモ山田社長は、特許の取得状況が国内と海外では異なり、国内では問題なく販売できる状況にあるという説明をSamsungより受けたと回答していました。
次にXi(クロッシィ)対応端末向けの新サービス。映像ストリーミングサービス「Hulu(フールー)」、よしもとのお笑い動画をストリーミングで視聴できる「Jookey(ジョーキー)」、ビデオ通話や動画共有が可能な「Qik」、クラウド型ゲームサービス「G CLOUD(ジー・クラウド)」。
まずは「Hulu」。Huluは最近日本に上陸した米国発・月定額の映像ストリーミングサービス。映画やテレビ局のテレビ番組をHD級の高画質で視聴できます。月額1,480円。3ヶ月の無料視聴期間が特典として提供されるそうです。
次に「Jookey」。月額315円で利用できます。2ヶ月間の無料先行配信が特典として付くそうです。
「Qik」。PC/Android/iPhoneでおなじみの動画共有サービスです。Qikユーザ同士であれば電話番号で呼び出すことができます。ビデオ通話だけではなく、USTREAMのようにライブ中継したり、端末内の動画をSNSやメールを使って共有することもできます。Qikのプレミアムサービスを12ヶ月間無料で利用できる特典が付くそうです。
最後に「G CLOUD」。クラウド型のオンラインゲームを利用できるようになるそうです。
4つのサービスで提供されるドコモユーザ向けの特典一覧。
月々サポートを適用できるXi(クロッシィ)サービスの新しいデータ通信専用プラン。上限一定の「Xiデータプランフラット」と2段階制の「Xiデータプラン2」。どちらも2年契約で提供されます。提供開始時期は10月のXi(クロッシィ)タブレット発売と同時。
「Xiデータプランフラット」は上限5,985円。「Xiデータプラン2」はスタート2,500円で上限6,510円。ですが、2012年4月30日まではキャンペーンということで、上限額から1,575円の割引が適用されます。
10月より、Xi(クロッシィ)データ通信プランの上限額で利用できる通信量が10月1日より現行5GB→7GBにアップします。7GB以降は、追徴料金不要ながらも通信速度が128Kbpsに速度制限されるタイプと、速度制限は受けないものの、2GBごとに追加料金が発生するタイプの2種類から選べるようになります(デフォルトは前者の速度制限がかかる方が適用され、ユーザの申出により後者のタイプに切替えることができます)。こちらも2012年9月30日まではキャンペーンと言うことで、7GBを超えても速度制限と追徴料金不要で利用し続けることができます。ちなみに、NTTドコモの山田社長によると、7GBという通信量では、Huluの動画(通常モード)30時間分に相当するそうです。
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