docomoのスマートフォン関連発表のおさらい
昨日はみなさんもご存知のとおり、docomoの2010年夏新モデルの発表会が開催されました。その中でいくつかAndroid、スマートフォンに関する発表がありましたのでちょっと整理してみたいと思います。
LYNX SH-10Bは7月、Galaxy Sベースは9月以降
結局昨日発売が発表されたのではシャープ製のクラムシェル型スマートブック「SH-10B」だけで、これはカラーや搭載されているソフトウェア、対応ネットワークに違いはありますが、基本的なスペックはauのIS01と同じ。auがこの端末を発表したときには大大大ブーイングだったのですが、昨日docomoが発表したときは多くの方はスルーしていましたね。もう慣れちゃった?そんな気がしていました。正直、これを購入するのならFOMAデータカードとセットで安くなるネットブックを購入した方が良い気がしています。ネットブックでもAndroid動作しますからね。そんな問題じゃないか・・。
また、昨日はGalaxy Sが秋以降に発表するとこのブログで言ってしまっていましたが、実はGalaxy Sベースだったんですね。なので情報として出回っているGalaxy Sのことを安易に想像しないほうが良いと思います。
UIが思いっきりiPhoneライクなのでそのまま日本で出したら訴えられる!?と勝手に詮索しちゃっています。とりあえず、でかでか表示されている「SAMSUNG」と言うロゴを消してもらえば個人的にはHT-03Aからの乗換え候補ドラフト1位になりそうです。
spモード=iモードメール+docomo経由の決済+コンテンツフィルタリング
docomoからすマートフォン向けのISPサービス「spモード」が予定では今年9月より提供されるみたいです。これはdocomoスマートフォンにおいて、iモードメールの送受信(専用アプリを使って)、docomo経由の有料コンテンツの決済、有害サイトのブロックの3つがセットになって提供されるサービスです。
詳しい内容は未知ですが、AndroidだったらIMoNiのようなアプリを使ってiモードメールを送受信できるかも、と言うことが期待されますね。もしかしてWEBアプリだったり・・・。またデコメや絵文字にも対応しているようですからこれが予想通りの提供方法だとdocomoとiモードメールの争いはひと段落しそうです。
docomo経由の決済なんですが、現状Androidにおいては有料アプリの購入でしかお金を支払うことが無かったので特に問題視していませんでしたが、これからドコモマーケットで有料コンテンツの取り扱いが出てくることが予想されますので、有料アプリ以外の有料コンテンツに対してdocomo経由での決済と言うのは約に立つと思います。個人的には全部Google Checkout経由でも良いですけどね・・・。
コンテンツフィルタリング・・・、おそらく使わないので特にコメントありません。
パケホーダイ・ダブルの上限金額が値下がり
従来パケホーダイ・ダブルを契約しているとiモード端末およびスマートフォン以外の機器と組み合わせることで支払う合計金額が上限13,650円でした。これはNexus OneなどのSIMロックフリーの一部の機種においてもこの金額が適用されていました。今回の発表により、今年6月からその上限金額が10,395円に値下がりするそうなのです。
事実上、この上限金額がdocomo非公式SIMロックフリープランとなりますね。値下げしてくれたことには感謝しますが、なぜ1万円を切らなかったのかかなり疑問に感じます。1万切りまであとわずか、もう少し頑張れよdocomo!と言いたくなるほどです。桁が違えば人の気持ちもかなり変わってくると思うんですけどねぇ、残念です。
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