Android2.2のroot化、オーバークロック、Linpackが40MFLOPS越え
先ほどAndroid2.2への手動アップデートと言うことでNexus OneにAndroid2.2のROMを適用する手順を紹介しましたが、既にXDA-DevelpoersにはAndroid2.2用rooted+オーバークロックカーネルが公開されています。そのカーネルをAndroid2.2へアップデート後に適用してみました。
Quick rooter for stock FroYo systems + 2.6.34 kernel
ここには二つカーネルが公開されていて、
・froyo-rooter-signed.zip:rootedのみ
・froyo-root-kernel34-signed.zip:rooted+オーバークロック可能なカーネル
今回は2番目のカーネルを適用してみました。Android2.2へ手動アップデートを行った際、リカバリイメージを標準のものに変更した場合、こちらからAMONリカバリを入手して書き換えておきます。書き換える際、Nexus Oneの電源を切り、ボリュームダウンボタンを押しながら電源ボタンを押してブートローダーを起動します。その後、「FASTBOOT」を選択してPCとUSBケーブルで接続した後、コマンドプロンプトで
fastboot flash recovery recovery-RA-nexus-v1.7.0.img
と実行します。このとき、AMONリカバリイメージはお使いのWindows PCのカレントディレクトリに保存しておきますからね。お間違えないように。
リカバリイメージを書き換えた後、リカバリモードで起動します。そして「Flash zip from sdcard」→「froyo-root-kernel34-signed.zip」の順に選択しカーネルを書き換えます。
カーネルを書き換えた後リブートします。
するとクロックを1.113GHzまで上げることが出来るようになります。SetCPUの「Device Selection」では、Autodetectを選択してくださいね。
この状態でベンチマークを取得してみました。なんとLinpackが40MFLOPS越えしました。
Benchmark(Android2.2標準カーネル)
- Graphics:31(28)
- CPU:2277(2018)
- Memory:352(358)
- Filesystem:84(61)
- Linpack:42.625MFLOPS(38.122MFLOPS)
Quadrant Standard Editionと言うベンチマークアプリだと、驚愕の事実が判明しますね。
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