Android2.2(Froyo)の更新ビルドFRF83が登場、Nexus Oneに入れてみた
今朝また新たにAndroid2.2(Froyo)の新しいビルドFRF83が公開されたようです。今回はGoogle I/O直後に、一部のテストグループに対して行われたAndroid2.2へのOTAアップデートと同じような感じで配信されたそうです。なので、今回はFRF50→FRF83へのパッチあてのような感じのものとなります。
私もAndroid2.2(FRF50)に戻しアップデート通知を待っていたのですが、どうも降ってこないみたいなので、こちらのリンクから手動で更新ファイルをダウンロードしました。ファイル名は「signed-passion-FRF83-from-FRF50.38d66b26.zip」です。
このパッチを適用するためには、素のFRF50+標準リカバリ環境が前提条件となっているので、FRF72やAndroid2.1もしくはカスタムリカバリをお使いの方は環境を整える必要があります。
FRF83の変更点なのですが、FRF50からのアップデートと言うことで先日リークされたFRF72の変更点をも含んでいると思われます。したがって、ブラウザにおけるFlashサポートの改善とブラウザ自体の改善は含まれるはず。そのほか、TwitterなどではAndroid2.2にして表示されなくなったマーケットアプリが表示されるようになったと言う報告も上がっているようです。
マルチタッチの改善やWi-Fi nのサポートなどはどうも含まれていない模様。
Benchmark(Android2.2 FRF)
- Graphics:30(29)
- CPU:2233(2274)
- Memory:349(359)
- Filesystem:76(72)
- Linpack:44.011MFlops(42.292MFLOPS)
- Quadrant:1416(1407)
SunSpider Javascript Benchmark
FRF50(5347msec)と比較すると、FRF83では5099msecと言うことなので若干高速化していることがわかります。スコア的にはFRF72とほぼ同じです。
Flash Benchmark
項目別
全体
と、これまでどおりベンチマークテストをして見ましたが、性能的にはFRF72と大差ありませんでした。僅かに値が異なる部分がありますが、おそらく誤差の範囲だと思われます。
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