Android端末のディスプレイカラーを赤単一にすればバッテリー消費を半分以下に抑えられる!?
ちょっと驚きましたが、「なるほど~」と思うようなニュースが飛び込んできました。それは、Nexus Oneのディスプレイカラーを赤単色にすることで、フルカラー状態の時よりも大幅な消費電力の削減が出来るということです。
これは、AndroidハッカーのJeff Sharkey氏が自身のブログで公開したことで、彼は有機ELディスプレイの特性を生かし、Androidの描画機能の中枢を担うSurfaceFlinger周りを弄ることでディスプレイカラーを赤、緑、青、アンバー、サーモンと言った単一色を含むいくつかの色で表示させることに成功したという。そして、それぞれのカラー表示でNexus Oneに流れている電流を調べたところ、赤単一の場合が一番弱い電流が流れていることが分かったそうです。
Jeff Sharkey氏のブログにその測定値が細かく掲載されているのですが、赤単一の場合のディスプレイパネルに流れている電流は、フルカラーで表示した時のの平均して35%で済むという。システム全体として測定した場合、デフォルト状態の時と比べて平均42%の電流で済んだと言うことらしいのです。つまり、赤単色でNexus Oneを運用した場合、バッテリー消費を半分以下に抑えられると言う・・・。
端末のバッテリー残量が残り30%になったら赤単色に切替えられるようになると便利なのかも知れませんね。
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