「HTC Glacier」のGPU性能が明らかに、「QSD8672」を搭載か?

投稿日時 8月 10th, 2010 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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数日前にGL Benckmarkというベンチマークアプリのランキングサイトで、デュアルコアSnapdragonを搭載したと思われる未確認端末「HTC Glacier」のスコアが掲載され、そのスコアはT-Mobile関係者と見られる方からアップロードされたものだということでT-Mobileが年末に発表予定と噂されているHTC EmeraldはデュアルコアSnapdragonを搭載したモデルであるという予想がたれられていたのですが、今夜新たにGPUのスコアが掲載されていたということでまた盛り上がっているようです。

スコアは、HTC Glacierが711 frames、1GHzSnapdragonを搭載したHTC Evo 4Gで178 frames。その差約4倍。しかしGalaxy S(818 frames)のスコアと比較した場合、HTC Glacierの方が劣る結果となっています。

Galaxy Sよりもスコアが低いことは置いといて・・・、なぜこれがQualcommの第三世代Snapdragon「QSD8672」を搭載しているのかというのは、Galaxy Sに搭載されているGPU(Imagination PowerVR SGX540)では90Mトライアングル/secという性能を誇るのに対し、QSD8672のそれは80Mトライアングル/secという描画性能で、ちょうどスコアの差とこのカタログスペックの差がほぼ同じである、ということから推測されているようです。

HTC Glacierに搭載されているチップセットが、第1世代Snapdragon(QSD8x50)よりはるかに高い性能を誇ることはこれで納得できたわけですが、しかし、CPUはGalaxy Sと同レベル、GPUに至ってはGalaxy Sよりも低い性能であることがちょっと気になります。もし、このHTC GlacierのチップセットがQSD8672であるのならGalaxy SのHummingbirdよりもはるかに性能が高いことを個人的には期待していたのですが・・・。まだその詳細は不明なので今の時点ではあくまでHTC Glacierという端末のCPU、GPU性能はGalaxy Sのものと同レベルだということだけですね。

Source:ElienBabelTech