NVIDIA、LTE対応マルチモードモデムを統合したスマートフォン向けSoC「Tegra 4i(Grey)」を発表、2.3GHzクアッドコアCPUと60コアGPU
NVIDIAは現地時間2月19日、アプリケーション・プロセッサとLTE対応のマルチモードモデムを統合した新SoC「Tegra 4i」の出荷開始を発表しました。
Tegra 4iは、TSMCの28nmプロセスで製造される”4-PLUS-1”アーキテクチャーを採用したクアッドコアのスマートフォン向けSoC。NVIDIAのロードマップ上では”Grey”というコードネームで紹介されていた製品です。ターゲットはメインストリーム市場。
CES 2013で発表されたCortex-A15ベースの”Tegra 4”の名前が付いていますが、CPUコアはCortex-A9が採用されています。CPUの最大クロックは2.3GHz。GPUコアはTegra 4よりも12コア少ない60コア。これに、GSM/EDGE、WCDMA、HSPA Cat 24、TD-SCDMA、LTE cat 4 (FDD/TDD)対応のマルチモードモデム「i500」が統合されています。GPUコアはTegra 4よりも少ないですが、通信モデムを統合しながらも、、パッケージサイズはTegra 4よりもコンパクトになっています(12×12 POP/FCCSP)。
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