これぞジャパンパワー!エルピーダが2GビットDDRモバイルRAMを開発、今年7月には量産体制
スマートフォンがらみで半導体関連の記事を紹介します。5月14日、エルピーダメモリは40nmプロセスを採用した世界最小の2GビットのDDRモバイルRAMを開発したそうです。
現在、量産されている小型RAMに関しては40nmプロセスが採用され50m㎡のサイズが最小とのこと。従来エルピーダが製造してきた50nmプロセスを採用した小型RAMと同じサイズで容量を倍増できるほか、従来の50nmプロセスを採用したRAMよりも30%低消費電力を実現していることから、従来の製品を二つ搭載し2Gビットするよりも半分以下の消費電力で動作することができるそうです。
このRAM、もちろん今流行りのスマートフォンや携帯電話、タブレット端末における需要に答えるべく開発されたもので、サンプル品の出荷は今年6月、量産開始は今年7月ということで年内にはそれらを搭載した製品が登場してきてもおかしくありませんよね。
ちなみに、製造は広島で行われると言うことで、これぞジャパンパワーと言ったところでしょうか。