TCL、Daydream対応のAlcatelスマートフォンの第一弾を2017年上半期に発売予定と発表
中国メーカー TCL Communication は 6 月 3 日、今後のスマートフォンハイエンドモデルで順次、Google のモバイルデバイス向け VR プラットフォーム「Daydream」をサポートするとして、2017 年上半期に第一弾の Daydream 対応スマートフォンを発売すると発表しました。
Google、既存のスマートフォンをDaydream対応デバイスに認定しない方針
Google I/O 2016 の中で最も注目された発表は VR システムの「Daydream」
です。Daydream については、正式リリースの際に「Daydream 対応スマートフォン」が順次投入されることになっていますが、その対応は少し曖昧で、自身のスマートフォンでも Daydream 対応になると期待している方もいます。
Daydream対応アプリをテストできるのは現在のところNexus 6Pのみ
Google は 18 日にモバイルデバイス向けの VR プラットフォーム「Daydream」を発表し、同日より対応アプリを開発できるようにしていますが、現在のところアプリをテストできるのは Android N Developer Preview 3 を搭載した Nexus 6P だけとなっていることが分かりました。
Daydream の正式リリース時期は「今秋」ですが、既に Android N Developer Preview SDK では、対応アプリの開発を開始できるようになっています。
アプリのテスト環境を構築するには、スマートフォンとコントローラーが必要で、このうち、スマートフォンは現在のところ Nexus 6P のみということです。また、テストを行うにはモーションコントロール機能を備えた Daydream コントローラーが必要になっているのですが、発売されていません。しかし、Android スマートフォンを Daydream コントローラーにするエミュレーターアプリが提供されており、他のスマートフォンとの Wi-Fi 接続でテスト中にアプリを操作することができます。
Google は下記のリンク先で、デモアプリ「DaydreamPaint」と他のスマートフォンをワイヤレスコントローラーとして利用できるようにするエミューレーターアプリを提供しています。
Source : Google
Google、Daydream向けアプリ「YouTube VR」の提供を発表
Google 傘下の YouTube が Google の VR プラットフォーム「Daydream」向けに VR 対応の YouTube アプリを提供すると公式ブログを通じて発表しました。