日本語に対応したiOS版Gboard、Android版との違いは?
Google のモバイルデバイス向けキーボードアプリ「Gboard」の iOS 版が先日、Android 版よりも先に日本語に対応しました。この動きは Android 版も今後対応するという兆候とも捉えることができ、ここで現行の iOS 版の対応状況を確認することにしました。
Android 版と iOS 版は様々な違いが存在するので、表示内容や機能にも異なる点があります。これを踏まえた上で、アプリを一通り使ったところ、現行の iOS 版はフリック入力の Google 日本語入力 + Google 検索機能という内容でした。
Gboard の主な使用用途は文字を入力することですが、この点は前述の通り、Google 日本語入力と大差なかったので、ここでは割愛します。
Gboard の大きな特徴は様々なアイテムをキーボードアプリ内で検索できる点です。Android 版には Google 検索をはじめ、GIF / ステッカー / 絵文字 / 顔文字を検索する機能が搭載されていますが、
現在の iOS 版はというと、Google 検索(タブの切り替えで画像検索も可能)、YouTube 動画の検索、Google マップでの住所検索でした。GIF やステッカーなどを検索する機能には対応していない模様です。
iOS 版での検索は Android 版と同じ作法で行いますが、Android 版ではサポートしていない機能も存在するのでその部分の UI 仕様も若干変わっています。
今後、Android 版が日本語に対応した場合、各種検索ツールの表示内容は Android 版なのか、それとも iOS 版なのか、どちら側になるのかが注目されるところです。
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