東芝のAndroidタブレット「Folio 100」は英Dixonsグループの一部の店舗で販売停止、原因は高い返品率
東芝が今年9月に発表、11月上旬には出荷を開始し、今月発売されたばかりのAndroidタブレット「Folio 100」が、英Dixonsグループの大手家電量販店PC Worldにてあまりの返品率の高さのため販売を停止していたそうです。
PC Worldの商品ページには一時返品率の高さから販売を中止し、購入者が買わないように値段を£999に設定していたそうですが、その後、Folio 100の商品ページはGalaxy Tabにリダイレクトされるようになったとのこと。
EuroDroidによれば、”RUBBISH”、”NOT TOUCH IT”という読者からのFolio 100に対する思いが届けられていたそうです。
原因は明らかになっていませんが、数多くの問題を抱えているとされており、特定の端末のみ発生する問題ではないという店舗責任者の見方が掲載されていした。
また、PC WorldではFolio 100に何か問題だと思われる動きを感じた場合、同社WEBサイトのサポート窓口にてフィードバックしてくれるようお願いしています。
そのFolio 100の主な仕様は、
- 筐体サイズ:281mmx 181mm x 14mm、重さ760g
- ディスプレイ:10.1インチLCD(解像度:1024×600)、静電式、マルチタッチ
- チップセット:nVIDIA Tegra2(デュアルコア)
- メモリ:ROM/RAMともに不明、16GBの内蔵ストレージを搭載、SDカードによる拡張にも対応
- カメラ:リアは無し、フロント1.3MPカメラ搭載
- 通信:Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 2.1+EDR、DLNA
- 外部接続:miniHDMI×1、USB2.0×1(client and hub)、SD/MMCカードリーダー
- センサー:加速度センサー(回転サポート)
- OS:Android2.2(Froyo)
- 主なプリインストールアプリ:Opera Mobile, Toshiba Media Player, FBReader, Fring, Document to Go, Evernote
Androidマーケットが搭載されていませんが、アプリは別途提供される「Toshiba Market Place」から入手することが出来ます。
まだWi-Fiモデルしか販売されていませんでしたが、今後は3Gモジュールを搭載したモデルもリリースしていく予定であることを東芝は表明しています。
このFolio 100は日本向けには販売されませんが、東芝は今年10月に開催されたCEATEC Japan 2010において、日本、米国を含む世界各国でAndroidタブレット(Folio 100とは別)を2011年に投入していく計画であることを表明しています。
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