LGは独自のモバイルプロセッサ‟Odin”でクアッドコア版とオクタコア版を開発
LGが自社で開発を進めているARMベースのモバイルプロセッサ‟Odin”に関する新情報を韓国メディアのデジタルタイムズが伝えています。
同サイトの‟半導体業界の関係筋”によると、LGは既に‟Odin”の仕様を確定させており、同社のシステム半導体研究所内でそれを組み込んだ評価ボードを作成してテストを行っているそうです。‟Odin”にはクアッドコア版とオクタコア版の2種類が開発されており、クアッドコア版は主にスマートTV向けの製品、オクタコア版は主にスマートフォン・タブレット向けの製品で、LGの新型タブレットに最初に搭載される可能性が高いと述べたそうです。
‟Odin”のクアッドコア版はARM Cortex-A15を4基搭載した2.2GHz駆動のCPUと700MHz駆動のARM Mali-T604 GPUを搭載したSoC。一方、オクタコア版は最大2.0GHz駆動のCortex-A15を4基と最大1.4GHz駆動のCortex-A7を4基搭載したCPU、ARM Mali-T604または600MHz駆動のARM Mali-T624をGPUに使用したSoCで、CPUコアの稼働方式にはARMのbig.LITTLE技術を採用しているそうです。
Source : デジタルタイムズ
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