HT-03Aの無線LANでIPを固定し、Google Public DNSを使ってWEBを高速化

投稿日時 12月 25th, 2009 by juggly 投稿カテゴリ » HT-03A
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HT-03Aをお使いの方の中には、無線LAN対応ブロードバンドルータを使って自宅にいるときにはHT-03Aを無線LANに接続されているところも結構多いのではないかと思います。

無線LANが使えるのは良いのですが、HT-03Aをしばらく放置しておくと勝手に3Gに切り替わってしまって、いざ使おうと言うときには再度Wifiに切り替わるのを待っておく必要があります。

これが結構ムカつくんですよね。たいした時間ではないのですが、Wifiの接続動作にイライラしてしまうんですよね。

手っ取り早い解決方法は、Wifiをスリープ時に切断しないと言うオプションを有効にすれば良いのですが、そうするとバッテリーの消費が速くなってしまいます。ここが悩みどころなんです。

接続に時間がかかる大きな理由は、DHCPでIPアドレスを取得するように設定しているからで、これを固定IPに変更すれば3GからWifiへの切り替わりが格段に速くなりました。

固定IPに変更するには、「menu」→「設定」→「ワイヤレスコントロール」→「ワイヤレス設定」の順にタップし、「menu」ボタンを押すと「詳細設定」が表示されます。

wifi01

すると、固定IPの設定画面が表示されます。「Use static IP」にチェックを入れ、IPアドレス、デフォゲ、ネットマスク、DNSサーバをそれぞれ入力すればOKです。

wifi02

ここでもう一工夫、
DNS1、DNS2には、Googleが最近公開した「Google Public DNS」のDNSサーバのIPアドレスを入れています。

Google Public DNSを利用することで、ネット上の任意のURLに対する名前解決速度が速くなり、HT-03AにおけるWEBの高速化が期待できるのです。
※ 問題のGoogle Public DNSのDNSサーバは国内には設置されてないみたいなので、国内への通信についてはWEBの高速化は期待できないみたいです。

「8.8.8.8」、「8.8.4.4」がGoogle Public DNSのDNSサーバのIPアドレスです。

IPアドレスを固定すると3Gからの切り替わりが速くなりませんでしたか?私の環境では明らかに速く接続できるようになりましたよ。

DHCP関連が動作しないように設定したので速く切り替わることが当たり前だと思います。

この方法での高速化は、自宅環境に接続するだけの方でしたらメンテナンスの必要が無いのですが、いろんな場所の無線LANに接続される方には逆に面倒な作業かも知れませんね。