Nexus 9がノートPCに変わるHTC純正アクセサリー「Nexus 9 キーボード付ケース 99H11710-00」 開封の儀
Nexus 9 の HTC 純正アクセサリーとなる「Nexus 9 キーボード付ケース 99H11710-00」を入手したので早速開封の儀を執り行います。
「Nexus 9 キーボード付ケース」は、Bluetooth v4.0 に対応したキーボードとタブレットカバーが合体したアクセサリーです。Nexus 9 をまるでノート PC のようにしてタイピングでき、タブレットとキーボードの面を合わせて閉じるとケースとしても機能する優れもの。
Nexus 9 は 8.9 インチ画面を搭載しているので、キーボードを利用すると UMPC のようになります。外出先でノート PC として活用することに対する需要はけっこうあると思うので、その需要に応えてくれるのが今回のアクセサリーになります。
価格は 15,000 円前後です。決して安くはありませんが、Bluetooth キーボードとタブレットケースが一緒になったと思えば妥当な値段ではないでしょうか。
本体はご覧の通り、キーボードと iPad のスマートカバーのようなものが一体となっています。
ケースはポリウレタン素材で出来ており、表面はややラバー感の質感です。フラップ部分は 3 つに折れ曲がる仕組みで、折って Nexus 9 のスタンドにします。この製品では Nexus 9 のスタンドにした場合に 2 段階で角度調節できます。
キーボードは、キーストローク 1.4 mm のメカニカルキーを採用しています。日本で正規に販売されているものは日本語配列なので、ふつうの PC 用キーボード感覚でタイピングできますが、外国のキーボードのように Enter キーのサイズが小さくなっています。また、本体上には、Google 検索キーなの Android 特有のキーもあります。
ヒンジ部分にはバッテリーが内蔵されており、その両サイドに充電用のMicro USB端子や電源ボタンがあります。電源ボタンを長押しするとBluetooth ペアリングを実行できます。
Nexus 9 と合体させるにはフラップの先端を Nexus 9 の背面にあて、マグネットでピタッととめます。
キーボードの上側にもマグネットが仕込まれており、そこに Nexus 9 の下側を近づけると磁石で引っ付きます。これで PC のような外観になりました。
フラップの中間を Nexus 9 から離せば角度をつけることができます。
持ち運ぶ際にはタブレットのディスプレイとキーボードを張り合わせる感じで閉じます。マグネットでスリープが ON / OFF する仕組みなので、わざわざ電源ボタンを押してスリープモードにする必要もありません。
肝心なキーボードの操作性について。キーボードはメカニカルキーなので、いつも使っている Lavie Z のパンタグラフキーよりもクリック感があり、打ち心地は良いと感じました。
しかし、モバイルキーボードの一種なので、キーやキーピッチは狭く、最初のうちはタイプミスを連発してしまいました。しかし、少し使って慣れると押し心地が比較的良いからなのか、いつも使っているデスクトップ用の PC キーボード(Logitec K480)とさほど差はない感覚でタイピングできるようになりました。
キーボードを利用すると、キーを押すだけで Nexus 9 をスリープから復帰させることができるほか、ホーム画面では、キーを押すだけで検索バーが表示されます。また、Google 日本語入力などの物理キーボードに対応したアプリを利用すると、変換候補が PC のように選択した文字の直下に表示されて選択しやすくなります。
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