Nexus SにカスタムROM「Bionix NS1」を導入
既に昨年からNexus S向けCyanogenMod 7 alphaやMoDaCo MCRなどのカスタムROMがXDA-Developersなどで公開されています。今回は「Bionix NS1」というカスタムROMをNexus Sに導入してみました。
[ROM] Bionix NS1 – Team Whiskey – 12/30/10
このカスタムROMはGRH78(OTAアプデ後)に、root化やadb remountの許可設定、busybox、ROM Manager、OI File Managerなどが同梱されたものですが、I/Oスケジューラの変更やメモリ開放の閾値の変更、/data(ext4)のマウントオプション変更による性能改善などが施されています。root化済みのStock ROMに性能を改善するためのチューニングが行われたといったものです。
Bionix NS1の導入方法
Nexus SにClockworkリカバリを導入していることを確認してください。
1.こちらから「bionix-ns1-signed.zip」をダウンロード。Nexus SのマイクロSD(/sdcard)にコピー。
2.Nexus Sをリカバリモード(Clockworkリカバリ)で起動。
3./dataをワイプします。”Wipe data/factroy reset”。※バックアップを取得しておくことをお勧めします。
4.「bionix-ns1-signed.zip」をインストールします。”Install zip from sdcard”→”Choose zip from sdcard”→”bionix-ns1-signed.zip”を選択。
5.リブート。”reboot system now”
以上です。
次の図はQuadrantのスコアですが3Dテスト時にアプリが落ちてしまうためトータルのスコアは参考にならないと思います。このROMではメモリパスコアが低下し、I/Oスコアが伸びています。実際に使ってみて標準Androidと比べて体感するほど差はないように感じましたが、アプリよって差が出てくると思います。まだ初期リリース版ということで今後の機能向上、チューニングによる性能向上に期待したいと思います。
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