Marshmallow版「Paranoid Android 6.0.x」の現状を紹介
先月リリースされたカスタム ROM の定番「Paranoid Android」の Marshmallow 版(v6.0.x)を手元の Nexus 5X にインストールしてみたので、現時点で Marshmallow 版が提供している独自機能を紹介します。
Paranoid Android は Lollipop ベースの 5.x までは CanogenMod よりも豊富なカスタマイズメニューを提供していましたが、Marshmallow ベースの 6.0.x では、現在のところ多くのカスタマイズ機能がカットされており、外観はまるで AOSP ベースです。
しかし、CyanogenMod のテーマエンジン、システムワイドで機能する Immersive フルスクリーンモード、アプリのポップアップ(Floating Peek)は既に実装されています。
Immersive フルスクリーンモードはナビゲーションバーとステータスバーを非表示にして画面を広く使えるようにする機能です。Paranoid Android ではクイック設定ツールで ON / OFF できるほか、非表示にするバーを 3 パターンから選択できます。
Floating Peek はアプリを小窓で表示する機能です。今使っているアプリを閉じることなく、通知内容をアプリ上で確認することができます。マルチタスク機能ではないのでバックグラウンド再生などは提供していません。
テーマエンジンは、CyanogenMod 用に提供されているテーマパックやアイコンパック、フォントを Paranoid Android でも使えるということです。使用方法は CyanogenMod と同じです。
ほかにも、Advanced Reboot オプションや画面の色温度を暖色または寒色に切り換える機能を搭載するなど、細かい独自機能があります。
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