【技適マーク付き】バッテリー長持ちでタフなWi-Fi FPVドローン「UDIRC U818A Plus」のレビュー 25%引きのクーポンコードを配布中
国内認証を取得済みで技適マーク付きの安心して購入できる軽量ドローン「UDIRC U818A Plus」のレビューをお送りします。
UDIRC U818A Plus はトイグレードの Wi-Fi FPV ドローンで、基本的にはスマートフォンや付属の送信機を使って飛ばします。ドローンを室内や屋外の原っぱで飛ばして遊びたいと思っている方におすすめの一台です。スペック上では、空撮やレースの用途向けではありませんが、他のトイドローンよりも秀でている点が多いので一見の価値有りと言える製品です。
パッケージには、機体、送信機、バッテリー、スペアのプロペラ、ランディングギア等が同梱し、買ってすぐに飛ばせる内容となっています。価格は Amazon.co.jp で 10,600 円ですが、当ブログでは 25% 引きとなるクーポンコード「82QFEIFF」を配布しています。これで 2,950 円引きになります。クーポンの期限は 2018 年 5 月 31 日までです。クーポンが適用可能なものは下記のリンク先で販売されているものに限ります。
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紹介するために、しばらく UDIRC U818A Plus を飛ばしてテストしていました。その中で気づいた UDIRC U818A Plus の長所は、プロペラガード一体の機体構造により、全体的に弾力があり墜落や衝突にも耐える柔軟性を持つ点と、トイドローンにしては大容量と言える 1,000mAh のバッテリーを搭載しており、少し飽きてしまうほど長時間飛ばせる点です。
プラスチック素材を多用した機体外装は、プロペラガードと一体化しており、結構カッコいいデザインだと個人的には思います。
アームの対角サイズは DJI Spark よりもモーター一個分大きい程度ですが、プロペラガードを含めると少し大きなドローンです。
本格的な空撮ドローンのように可動式(手動ですが)のカメラは、ランディングギアの間で抱えるように搭載されています。カメラユニットは着脱できるので、不要の場合は軽量化できます。
バッテリーはスロットインで装着します。トイドローンの中には電源コネクタを繋がないとだめだったり、電源ボタンが無いものも多いですが、UDIRC U818A Plus には電源ボタンがあり、ボタンを押すだけで電源を ON / OFF できます。しかし充電には付属の専用 USB ケーブルが必要になりますので、充電のたびにバッテリーを外す必要があります。それでも手軽な方ですね。
開封後はパッケージ内のカメラとランディングギアを取り付け、カメラと本体を同梱の USB ケーブルで接続すると完成です。スマートフォンに専用アプリをインストールして、UDIRC U818A Plus の電源を ON にし、機体の Wi-Fi アクセスポイントに接続してアプリのフライト画面を開くだけで離陸可能になります。送信機は電源を入れ、左スティックを上下に動かすだけでペアリングできます。キャリブレーション機能はないので必要ありません。
ちなみに、UDIRC U818A Plus はカメラ無しでも飛ばせます。その場合はスマートフォンを利用した FPV フライトは出来ません(カメラユニットに Wi-Fi 機器が内蔵されているからです)。
UDIRC U818A Plus では、機体の姿勢や高度の安定化に 6 軸ジャイロスコープと気圧センサーしか使用しない設計ですので、DJI や Parrot の上位機種、あるいは GPS ドローンのようなホバリングの安定性はありません。屋外だと、そよ風でも機体は流されるので、お外でガッツリ飛ばすというよりも、室内や天気が良くてほぼ無風の時に飛ばして遊ぶ、という使い方がメインになります。
UDIRC U818A Plus にはフライトモードに「ヘッドレスモード」(機体の向きに関係なく、スティックの前後左右に応じて機体が動くモード)が付いているので、初心者でも簡単に操縦できるだけでなく、例えばコースロックやホームロックなどの空撮フライト時のカメラワークを室内で練習することにも使用できます。長持ちバッテリーなので、練習時間は十分に取れます。
見た目からは想像も付かない UDIRC U818A Plus の優れた耐久性についてのエピソードをご紹介します。室内で心の準備が出来ていないのに誤ってテイクオフボタンを押してしまい、機体はあえなくテレビの裏側に墜落したのですが、UDIRC U818A Plus は無傷でした。また、屋外において少し高く飛ばした際に、風に流され高さ 5m ほどの木の枝に引っ掛かってしまし、竿のような長い棒を使って枝の間をゴニョゴニョとしながら回収したのですが、それでも UDIRC U818A Plus は無傷で、プロペラやカメラも傷んでいませんでした。それは回収後にも問題なく飛ばせたほどです。
もしこんなことが高価なドローンで起きると間違いなくどこかを破損していると思いますが、UDIRC U818A Plus は軽量かつ柔軟なボディのおかげで多少手荒に扱っても大きな影響はありません(程度問題ですけど)。このタフさにはとても感激しました。
UDIRC U818A Plus の最大の売りはやはりバッテリー容量の大きさでしょう。トイドローンの標準的なバッテリー容量は 500 ~ 700mAh です。フライト時間にすると 6 ~ 8 分。それらと比べると、1,000mAh は大容量と言えます。メーカー発表によると、UDIRC U818A Plus のフライト時間は 13 ~ 15 分です。
実際のテストで確かに長く飛ばせることが分かりました。前述の木の枝に引っ掛けたのがテストを始めてから 14 分 29 秒後のことでしたので、スタンバイ時間を考慮すると概ね 12 ~ 13 分は飛ばせたでしょう。木から回収するまで約 13 分かかり、その間も、UDIRC U818A Plus の電源は入ったままです。回収した直後に飛ばして数秒してから低バッテリーのアラームが鳴りましたので、ほぼスペック通りのバッテリー持続時間だった思います。
UDIRC U818A Plus のパッケージにバッテリーは 1 本しか付属していませんが、テストの終盤にもなるとその日のドローンフライトにやや飽きが来ていました。バッテリーはそれくらい持つということです。
UDIRC U818A Plus には上記の長所がありますし技適マーク付きである点も見逃せません。多くのトイドローンは並行輸入品ばかりですので、認証を受けていないものが大半です。そんな中、UDIRC U818A Plus はちゃんと技適マークを取得しており、同梱のマニュアルは日本語に対応するなど安心できます。
短所を挙げるとすれば、カメラの画質が悪く、本格的な FPV フライトはほぼ無理だったという点です。映像は 720p で撮影できますので写真撮影程度の空撮なら耐える画質だと思いますが、映像のフレームレートは低くとても見れたものではありません。
カメラは貧弱なものの、UDIRC U818A Plus はなんと VR モードを搭載しており、スマートフォンを VR ヘッドセットに入れると、ゴーグルを用いた FPV フライトが可能です。VR モードは操縦者自身が使用することもできますが、一緒にいる他の人にドローンからの映像を見せてあげるのにちょうど良いでしょう。操縦者は目視での操縦に専念できますので、VR ゴーグルを身に着けた方は素晴らしいドローンからの風景が見られるでしょう。
ネットを探せば UDIRC U818A Plus よりも優れたドローンは数え切れないほど沢山ありますが、やはりそれらは高価で中々手が出せません。1 万円前後でそれなりで良いから技適マーク付きの入門用・・お試し用が欲しいとお考えの方に UDIRC U818A Plus はおすすめできるドローンの一つと言えます。
トイグレードのドローンの大きな問題点はバッテリーの少なさです。「バッテリーが持たないからもういいや」と、すぐに放置されるトイドローンが多いと思いますが、UDIRC U818A Plus はそうしたトイドローンの 1.5 ~ 2 倍の時間は長く飛ばせるのでこの部分はユーザーに訴求できるポイントになると思います。
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