スマートホームデバイスの業界標準規格 MatterにAndroidやGoogle Homeデバイスが対応開始

投稿日時 12月 16th, 2022 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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スマートホームデバイスや IoT 機器の普及により私の生活はどんどん便利になっています。しかし、今日では多くの企業がスマートホームデバイスを取り扱っており多様化も進んだ結果、何を選択すれば良いか、メーカーの違いでセットアップが面倒、うまく連携しない、こうしたトラブルも増えています。こうした状況を改善する為に Matter と呼ばれる新しい枠組みが策定されたのですが、このたび、Android デバイスや Google のスマートホームデバイスが Matter に対応することとなりました。

Matter とは、スマートホームデバイスの運用性を向上させる業界レベルの規格で、Matter 対応製品ならプラットフォームをまたいでセットアップ、接続、管理が容易になります。また、対応デバイスには Matter のロゴが付与されるので、対応規格という機器選定における大きな悩みが解決することになります。

今回、Matter への対応が発表されたのは、Google Home アプリ、Google Home Mini、Nest Mini、Nest Audio、Nest Hub(第 1 世代、第 2 世代)、Nest Hub Max、Nest です。

これらはスマートホーム環境を構築する上で中心的な役割を担うデバイスなので、Matter への対応は重大であり非常に喜ばしいことでもあります。Matter 同士であれば数回のスマホタップでセットアップが完了する他、通信も安定化します。また、メーカーやブランドが異なる異種間接続も Matter に対応していればスムーズに進めることができ、劇的に運用性が向上します。

Source : Google