NVIIDA、3G/4Gモデム内蔵のTegra”Grey”を2012年の投入に向け開発中
NVIDIAは”Grey”という開発コードの3G/4Gベースバンドチップを内蔵した初のTegra SoCを2012年中のリリースに向け開発しているそうです。NVIDIAのCEOであるJen-Hsun Huang氏がCitiのテクノロジカンファレンスで明らかにしたと伝えられています。”Grey”は、NVIDIAが今年5月に買収を発表したモバイルベースバンドチップのIceraのモデムとTegraチップを統合したSoCで、スマートフォン向けとされています。APとベースバンドチップを統合したSoCとしてはQualcommのSnapdragonが代表的なものとして挙げられます。
NVIDIAは既に2014年までのTegraロードマップを公開しておりり、2012年には”Kal-El”の次世代Tegra(おそらくTegra 4)となる”Wayne”を用意していることが知られています。今回の”Grey”は”Wayne”ど同世代と位置づけられていることから、製造プロセス28nm・最大2.5GHz駆動のARM Critex A15 MPCoreをCPUとして採用したものになると予想されます。”Wayne”には1.5GHz駆動の4コアCPUと24コアGPUを搭載するタブレットやスマートフォン向けと、8コアCPUと32~64コアGPUを搭載するタブレットやネットブック向けのラインアップが噂されています。スマートフォン向けが”Grey”だったとか?
ちなみに、”Wayne”世代のTegraはTegra 2と比較して10倍程度高性能と言われています。2013年に登場予定の”Logan”は50倍、2014年の”Stark”は100倍高性能と言われています。
Source : AnandTech
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