Google Voice デスクトップアプリのデモ動画が公開
TechCrunchのMichael Arrington氏がTechCrunchにおいて、数ヶ月前からGoogle社内でドックフード中だと言われているGoogle Voiceデスクトップアプリを実際に動作すた動画を公開しています。
Googleは昨年、Skypeと競合するSIPプロバイダである「Gizmo5」を買収し、Gizmo5のテクノロジをGoogle Voiceに取り込むという見方をされてきました。
それ以前に、Google VoiceではデフォルトでGizmo5に対してGoogle Voice番号にかかってきた着信を転送するオプションも用意されており、もちろんGizmo5のアカウントを使ってGoogle Voice番号からの電話をかけることも出来ていました。
なので、国内でもAndroid端末にSipdroidなどのVoIPアプリを入れ、Google Voice上で「Place Call」というメニューを使えば、一応ですけどGoogle Voice番号を使った電話の発信をすることが出来てたわけです。
今回公開された動画を見てみると、思いっきりGizmo5とGoogle Voiceを統合しちゃっていますね。Googleに買収される前にもGizmo5としてこのようなソフトフォンは提供されていたのですが、Google Voice番号を使って電話を毛kるには、Google Voiceの管理画面で「Place Call」を使って一度Gizmo5のソフトフォンを呼び出し、その後相手の電話と繋ぐという面倒なことをしなければなりませんでしたが、もうソフトフォンから直接Google Voice番号を使った電話をかけることが出来るように見えます。
しかし、動画を見た限り、このデスクトップアプリには通話機能しか搭載されておらず、SMSやボイスメール、その他Google Voiceのフィルタリング機能など通話以外の操作を行うことが出来なさそうです。（もしかしたら出来るのかも知れませんが・・・）
個人的に面白いなぁと思ったのは、あえてGizmo5と言う名前を残しているところ。たぶんこれってGoogle Voice=電話サービスとしないためにそうしたんじゃないかと思います。Google Voiceはあくまで着信を転送するだけで通話をコントロールするものではない、そういうことが意図が伝わってきますね。そうじゃないかも知れないですけどね。
ネタ元：TechCrunch
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