KDDI、Android 4.0搭載セットトップボックス「Smart TV BOX」の詳細を公開

投稿日時 7月 19th, 2012 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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KDDIが今年5月に開催した2012年夏モデルの発表会で、”今夏”にトライアルサービスを開始すると予告していたAndroid 4.0搭載のセットトップボックス「Smart TV BOX」の詳細が公開されました。そのトライアルサービスは今年8月よりKDDIとその子会社のJCNの共同で開始されます。

Smart TV BOXはAndroid 4.0 搭載のケーブルテレビ用セットトップボックス(世界初とされています)で、地デジやBS、ケーブルテレビの番組を視聴することに加え、Androidアプリを使ったWEB閲覧やYouTube動画の視聴(その他いろいろ)、また、「ビデオパス」や「うたパス」、「LISMO WAVE」といったau利用者向けのサービスが1台で利用できるようになっています。また、Wi-Fiアクセスポイント機能も搭載されており、スマートフォンやタブレット、パソコン等のWi-Fi機器に対してワイヤレスでインターネットに接続させることもできるようになっています。

Android搭載ということで、Google Playにはもちろん対応。アプリマーケットはGoogle Playストアのほか、auスマートパス、ケーブルマーケットも搭載されています。auスマートパスでは、Smart TV BOX用アプリが配信予定で、RPGエンドオブアスピレイション、オセロ、ぷよぷよフィーバーが配信予定のアプリとして紹介されています。

Smart TV BOXの製造元はパナソニック、テレビ上に表示される操作画面のデザインはWOW.Incが担当。Smart TV BOXは一般社団法人日本ケーブルラボのハイブリッドBox技術仕様SPEC-023に準拠した製品とのことです。

プロセッサは2つ搭載されており、Androidの動作にはTI OMAP 4460(デュアルコア)が、テレビではパナソニック開発のプロセッサが使用されるようになっています。チューナーは地デジ・BS・ケーブルテレビ用に3つ搭載し、2番組の同時録画が可能。HDDは内蔵されていませんが、USB 3.0の外付けHDDが利用できます。通信機能は、DOCSIS 3.0(ケーブルモデム)、LAN/WAN各1(10BASE-T/100BASE-TX)、Wi-Fi a/b/g/n(デュアルバンド)に対応。auスマートフォン向け「かんたん接続」アプリも対応します。

外部端子は、映像出力HDMI、アナログ出力、光デジタル音声出力、USB端子×3、 SDカードスロットを搭載。寸法は(高さ)5.1cm×(幅)17.6cm×(奥行き)17.6cmとなっています。

なお、このSmart TV BOXは、2012年7月18日から開催される「ケーブルコンベンション2012」に出展されます。

Source : KDDI