中国向けHTC One Sは、中国のTwitter風SNS「新浪微博(Weibo)」専用のボタンを搭載
今週17日に中国でHTCの新機種発表が行われました。プレスカンファレンスではHTC Oneシリーズと中国キャリア向けの新Desireシリーズが発表されたのですが、このとき発表されたHTC One Sにはなんと中国で利用者の多いTwitter風SNS「新浪微博(Weibo)」専用のボタンを搭載した中国仕様だったのです。ボタンを押すとWeiboアプリが起動する仕組みとなっているようです。昨年中国で発売された、HTC SalsaのFacebookボタンをWeiboボタンに置き換えた「HTC 微客」の特徴が引き継がれていますね。
HTC One Sのカメラ起動時間とオートフォーカス速度のデモ(動画あり)
HTC Oneシリーズでは、アップグレードされたカメラ機能が特徴の一つとなっています。HTC ImageSenseの実装やHTC ImageChipの搭載、カメラレンズやイメージセンサー、ソフトウェア・UIのアップグレードにより、デジカメと遜色のない高性能なカメラに仕上がったと言われています。大幅に改善されたカメラ機能の中でも注目されているのが起動とオートフォーカスの速さ。0.7秒で起動し、0.2秒でフォーカスがあたる。人的ラグがなければ、0.9秒でちゃんとフォーカスのあたった状態での撮影が可能になります。実際に手元のHTC One Sでそれを確認してみました。時間を計ったわけではありませんが、確かに言われるとおりの秒数であるかのうように、高速に起動、動作しているように感じました。昨年モデルのHTC Sensationと比べるとその差はハッキリと出ています。ピンボケの無い写真をサクッと撮影できる、ということがスマートフォンのカメラ機能に対する第一の望みかと個人的には思いますが、HTC One S(HTC Oneシリーズ)ではその部分がきっちりと改善されており、満足度が一段上がったと感じています。