Android Wear 2.0を搭載した「LG Watch Style(LG-W270)」のレビュー

投稿日時 2月 25th, 2017 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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世界初の Android Wear 2.0 スマートウォッチとして 2 月上旬に海外で発売された LG 製スマートウォッチ「LG Watch Style(LG-W270)」のレビューをお送りします。

LG Watch Style は LG ブランドの製品として販売されていますが、Google が開発に深く関与しており、現実には存在しませんが、“Nexus スマートウォッチ” と言っても過言ではない製品です。

LG は LG Watch Style だけではなく、LTE、NFC、GPS、心拍センサーを搭載し、RAM を 768 MB も積むなど、高機能かつスペックも上な「LG Watch Sport」を同時に発売しています。LG Watch Sport は特にスポーツやアウトドアなど、屋外での利用に長けていますが、今持っている Android Wear と同じように使えれば良い、という場合は LG Watch Style を選択しても良いかと思います。

個人的には、外に出る際にはスマートフォンを持ち、ランニングをする場合には Garmin の GPS ウォッチを利用しているので、LG Watch Sport の必要性はさほど感じませんが、“全部入り” という可能性を秘めたガジェットなので、別で購入しようとも検討しています。




今回の LG Watch Style はデザインを重視した一台です。機能面は Android Wear 2.0 の標準的な部分をサポートしたに過ぎず、Android Wear 1.x 世代のスマートウォッチから乗り換えても大きな変化は感じません。そのため、価格も $249 と Android Wear の中ではリーズナブルです。




本体ケースは 316L 高強度のステンレススチール素材を使用しておりエレガントな外観です。寸法は 42.3mm(長さ)x 10.8mm(厚さ)とかなりスリムです。




実際に装着してみても Moto 360 よりコンパクトだったので、スリムさを求める方にもおすすめな製品だと言えます。




LG Watch Sport にはない LG Watch Style の要素としては MODE リストバンドを標準採用している点を挙げられます。MODE は Google が別売で販売している簡単着脱のリストバンドで、バンドの付け根のスイッチを切り替えるだけで本体から外すことができます。同様の MODE バンドをワンタッチで付け替えることができます。MODE には様々なバリエーションがあるので、気分やファッションに合わせてカスタマイズしやすい製品だと言えます。







LG Watch Style は Android Wear 2.0 の基本要素をカバーした製品で、OS の動作は良好でした。Android Wear 2.0 になって大きく変わったのは Google Play ストアが利用できるようになり、アプリをスマートウォッチ単体で実行できるようになりました。

しかし、LG Watch Style のワイヤレス通信機能は Wi-Fi b/g/n と Bluetooth v4.2 にしか対応していないので、Wi-Fi 環境またはスマートフォンが無いとインターネットには接続できません。

また、Google Play ストアを利用するには、セットアップの段階で Google アカウントを LG Watch Style にコピーする操作が必要になりますが、これ以外のセットアップは既存の Android Wear と同じです。




Android Wear 2.0 では OS レベルで電源ボタンの回転ジェスチャーに対応しました。ボタンを回すと UI が上下にスクロールします。上下のスクロールは Android Wear ではよく行う動作です。従来はちまちまとタッチしていたかと思いますが、Android Wear 2.0 ではボタンを回転させればタッチする必要はないので(メニューの決定はタッチが必須)、この回転ジェスチャーのサポートは Android Wear にとっての劇的な変化だと言えます。LG Watch Style を使うようになってタッチする頻度は大幅に減りました。




LG Watch Style のバッテリー容量は 240mAh です。この容量は既存の Android Wear の中でも最低レベルだと言えます。そのため、バッテリーの持ちが懸念されています。

大抵の Android Wear は何もしなくても丸 1 日は持ちますが、LG Watch Style は一日も持ちませんでした。次のテスト結果だと、15 時に充電を停止して使用を開始しましたが、翌日 0 時 48 分の時点で 27% にまで減っています。 10 時間弱でここまで減るので、1 日は到底持ちません(極力節電すれば話は別ですが、利便性を損なうので現実的ではありません)。





LG Watch Stlye のディスプレイは 1.2 インチ円形 POLED 360 x 360 ピクセル(ゴリラガラス 3)です。サイズ的には標準的で、目の悪い私であっても見づらいと感じることはほとんどありませんでした。ディスプレイに関連して、LG Watch Stype はライトセンサーを搭載しており、自動的に輝度を調節することもできます。






LG Watch Style の充電方法は非接触タイプです。ただ、Qi ワイヤレス充電ではないようなので(実際に Qi 充電器に置いても充電されませんでした)、同梱の充電器でないと充電できません。




(参考)Android Wear 2.0 の新 UI を紹介
(参考)Android Wear 2.0 の回転ボタンのデモ動画
(参考)Android Wear 2.0 の Google Play ストア
(参考)Android Wear 2.0 の新しくなった通知
(参考)Android Wear 2.0 の機能的なウォッチフェイス
(参考)Android Wear 2.0 で対応した「Google アシスタント」

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