ユニークな折りたたみ式GPSドローン「Funsnap Idol(Xiaomi Idol)」開封の儀

投稿日時 6月 14th, 2018 by juggly 投稿カテゴリ » ブログ
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機体を半分に折りたためるユニークなデザインの GPS セルフィードローン「Funsnap Idol」が手元に届いたので早速開封の儀を執り行います。今回は開封のみを行い、レビューは後日の記事でお伝えします。

Funsnap Idol は、みなさんご存知、中国の総合家電メーカー Xiaomi と Funsnap 社が共同開発したポータルブルセルフィードローンです。ユニークな二つ折りデザイン GPS とビジョンセンサーによる安定ホバリング、AI による多彩なインテリジェントフライトモードを搭載しながら価格は 20,104 ~ 25,046 円とそれほど高くありません。

今回は中国の EC サイト Banggood から Funsnap Idol のサンプル提供を受けていますので、この記事はプロモ記事となります。

Banggood 商品ページ
Banggood アプリ

Funsnap Idol は中国では「Xiaomi Idol」という別名でも販売されていますが、Funsnap Idol と Xiaomi Idol は同型製品になります。製品の発表から実際に発売されるまで、かなり時間がかかりましたが、最近は普通に流通しており、私もちゃんと入手することができました。

Funsnap Idol は中国メーカーの製品になりますが、梱包はしっかりしていて、付属品にはバッテリーの充電スタンドやスペアプロペラが一式同梱するなど、粗悪な印象は微塵も感じられませんでした。こういう部分は中国製品に対してとても気にするところですが、Funsnap Idol の場合はひとまず安心です。

今やドローンは、様々なものが国内外で販売されており、その中でも Funsnap Ido は機体デザインを含めとても個性的な一台です。一番目を引くのはドローンらしからぬ機体デザインではないでしょうか。

ちゃんと飛ぶのはもちろんのこと、実はこれ、左右のアームを内側に閉じて機体全体を半分サイズに小さくすることができるのです。

「機体を折りたためる」とだけ説明しても、そこにメリットは感じないかもしれません。次の写真のプロペラ部分にご注目ください。プロペラがドローンの外装で保護されているのがお分かりになると思います。そう、携行時にプロペラが他と干渉しない作りとなっており、このままバッグに入れて持ち運んでも破損することは殆どないでしょうし、保管時は例えば本棚に仕舞うこともできるのです。

アームとアームの間はドローンのメインユニットとなっており、細長い電池パック(1,800mAh)をこの部分に装着するとフライト準備完了です。

Sony 製イメージセンサーを採用したカメラは機体前方に備えられており、段階的にではありますが(DJI ドローンのようにリニアではないということ)、アプリで角度を変えることができます。

Funsnap Idol の機体後方には電源ボタンがあり、ドローンの起動や停止はこのボタンの長押しで操作します。

ここまで一通り Funsnap Idol の外装部分を説明しました。実際のフライトは後日公開するレビュー記事で詳しくお伝えしますが、既に飛ばしてきたので簡単にどうだったのかをレポートします。

Funsnap Idol には送信機付きモデルと無しモデルの 2 種類が用意されており、今回入手したのは後者の無しモデルなので、操縦は全てスマートフォンで行います。アプリ「Funsnap」が Google Play ストアで配布されているので、アプリをインストールし、Funsnap Idol の電源を入れ、機体から発せられる Wi-Fi につないでアプリを起動するとフライト画面が表示されます。

フライト画面は、ワンキー離陸、ワンキーリターン/着陸、仮想ジョイスティック、カメラの上下キー、シャッターボタン、インテリジェントフライトメニューで構成されるなど、ドローンでよく見るレイアウトです。ドローンで遊んだことのある方ならすぐに Funsnap Idol に慣れると思います。

高性能なドローンで重視されるのは飛行の安定性だと思います。Funsnap Idol は GPS、ビジョンセンサー、超音波センサーを搭載しているため、少なくともホバリングは予想以上に安定していました。GPS は常時 20 基以上を捕捉していたので、GLONASS にも対応していると思われます。

インテリジェントフライトモードには、アクティブトラックのような追尾飛行、ジェスチャーショット、ロケット / ドローニー / サラウンド(オービットまたはサークルとも言います)のクイックショット機能がありました。また、ウェイポイントフライトには対応していませんでしたが、半径で飛行区域を制限できるジオジェンス機能もありました。備わっているフライト機能の種類では空撮セルフィー利用に十分だと考えています。