Google Nexus 7(2013)開封の儀&ファーストインプレッション

投稿日時 8月 4th, 2013 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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先週米国で発売された新型Nexus 7を入手したので早速開封の儀を執り行います。(業務連絡:ガジェット通信様、本記事の利用はご遠慮ください)

約1年ぶりに発売されたGoogleブランドのAndroidタブレット「Nexus 7(2013)」は、旧型Nexus 7と同じ画面サイズ7インチの小型タブレットです。新型もASUSが製造を担当しています。特徴は携帯性の高さ、パワフルなスペック、低価格、そして、Google Playを始めとしたGoogleサービスに完全対応した純Google製品であるところ。また、同時に発表されたAndroidの新バージョン「Android 4.3」を搭載して販売される最初の製品としても知られています。

新型Nexus 7にはWi-Fi版(K008)とLTE版(K009)の2種類が存在しおますが、現在販売されているのはK008のみです。今回入手したのはK008の16GBモデルです。価格は$229(約23,000円)でした。価格的には旧型よりも$30ほど上がっています。



(Wi-Fi版の)旧型と新型の主なハードウェアスペックの差は次の通りです。(スペック詳細はこちら

 

  • ディスプレイの解像度が1,280✗800(WXGA)から1,920✗1,200(WUXGA)に向上
  • RAM容量が1GBから2GBに倍増
  • 背面に500万画素のHDカメラが追加
  • スピーカーがモノラルからステレオに変更
  • Wi-Fiの対応周波数帯が2.4GHz帯のみから2.4/5GHz帯(IEEE802.11a/n)にも対応
  • SlimPortによるHDMI出力に対応
  • Qiワイヤレス充電機能が追加
スペックは、様々な部分で強化されています。それでも$30しか値上がりしてません。価格自体は、個人的には妥当なものだと思います。他にも筐体デザインや機能面にも少し違いがあります。それらは後ほど説明します。

では開封していきます。まずは箱から。パッケージングの方法は旧型と同じですが、デザインがカラフルになり、帯をとった後の化粧箱のカラーリングもブラックからホワイトに変わっています。(追記:旧型Nexus 7の初期版のように箱が開けづらいということはありませんでした。)

同梱品は新型Nexus 7本体(3,950mAhバッテリー内蔵)、USB電源アダプタ、Micro USBケーブル、クイックスタートガイドや保証書といった書類。内容も旧型と同じです。



新型Nexus 7の外観について

新型Nexus 7のボデイについては、旧型よりもスリム&軽量になったところが大きな特徴となっています。旧型よりも本体の厚さは1.8mm減り、ディスプレイ枠の厚みも片側2.75mm狭まり、全体的にスリムになりました。この変更によるものだと思いますが、本体を手にした際に、つい“薄っ!軽っ!”と少し感激してしまいました。また、全体的に黒で統一したカラーリングに変わり、以前よりもシックな雰囲気になったと思います。



バックカバーの表面処理は凸凹仕様からフラット&ソフトタッチ仕様に変わり、手触りが滑らかになりました。





旧型(右)を並べてみると、新型Nexus 7は縦に長く、横は短くなっています。



こちらの写真は縦横サイズにどれほどの違いがあるのかを示したものです。明らかに縦は長く、幅は短くなったことがわかります。



厚さを比較。旧型(右)は約10.4mm、新型Nexus 7(右側)は8.65mmです。両端末の差は写真で把握できると思います。



背面には新たに500万画素のカメラが追加(AF対応、フラッシュは非搭載)、スピーカーは1つから2つに増えて、ステレオ出力に対応しました。さらに、新型Nexus 7にはフラウンホーファーのサラウンド機能が組み込まれており、一部のアプリ(Playミュージック、Playムービーなど)のメディアを5.1chのバーチャルサラウンドを視聴することができます。



左側面には何もありません。



右側にはボリュームボタンと電源ボタンがあります。



上部には3.5mmオーディオジャックがあります。



下部には充電&データ通信用のMicro USB端子。新型Nexus 7は「SlimPort」に対応しており、変換アダプタを接続することで、Micro USB経由で映像をHDMI出力することができます。MHLのようなものです。



全体をご覧になってお気づきだと思いますが、新型にPoGoピンは搭載されていません(旧型にはありました)。なので、旧型に提供されたような充電スタンドは新型には提供されないと思います。

ディスプレイは7インチ1,920✗1,200ピクセル(WUXGA)のIPS液晶です。輝度300nits。10点マルチタッチに対応しています。旧型よりも解像度が向上したので、例えば、フルHD動画は画素を落とすことなく再生できるようになるなど、多くの場合、表示はより鮮明になると思います。タッチパネルの感度や応答も良好です。



新型Nexus 7のソフトウェア・機能について

新型Nexus 7には製品発表時に同時に発表された「Android 4.3(Jelly Bean MR2)」が搭載されています。新型Nexus 7も旧型と同じ“Nexus”製品なので中身は標準Androidです。つまり、アプリや機能などの内容は(Android 4.3を搭載した)旧型とほぼ同じです、

しかし、新型Nexus 7にリアカメラが追加されたのでアプリドロワーに「カメラ」アプリが表示されるようになったほか、旧型には非搭載の「ワイヤレスディスプレイ」は新型Nexus 7では利用できます。この点が大きな違いですね。細かいところも言えば、バーチャルサラウンドに対応したことにより、イコライザで「バーチャルサラウンド」のオプションが表示されるようになります。

購入したのは米国版ですが、もちろん日本語にも対応しています。また、キーボードも標準で日本語対応の「iWnn」が組み込まれています。





プリインストールアプリです。Android標準アプリとGoogleアプリのみ。Android 4.3で「Google Keep」がプリインストールアプリに加わりました。



新型Nexus 7はIEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)対応です。スループットは最大150Mbps



カメラアプリはNexusスマートフォンと同じものが搭載されています。撮影可能な動画サイズは、リアは1080p、フロントは720p。ゼロシャッターラグには対応していますが、HDR撮影には対応していません。



新型Nexus 7は画面の表示をテレビにワイヤレスで出力できる「ワイヤレスディスプレイ」機能が搭載されています。これはMiracat規格に対応した機能なので、Miracast対応テレビや受信機があれば利用できます。私が試したのはNetGearのPush2TV PTV3000です。



仕様上の新型Nexus 7のRAM容量は2GB、内蔵ストレージの容量は16GBですが、実効値としては、RAM容量は1872MB(この瞬間の空き容量は1257MB)、内蔵ストレージの容量は12.21GB。4GB弱がシステム用に使用されています。



新型Nexus 7はQiのワイヤレス充電に対応しており、Qi対応のワイヤレス充電器があれば、“おくだけ”でバッテリーを充電させることができます。コイルが本体中央部分に配置さrているので、スタンド型のワイヤレス充電器でもバランスをとったまま充電できると思います。



新型Nexus 7にはバーチャルサラウンド機能が搭載されており、標準のイコライザからその効き具合を調節できます。



新型Nexus 7のパフォーマンスについて

旧型はTegra 3プロセッサ(Cortex-A9クアッドコア)を搭載していますが、新型Nexus 7はQualcommのSnapdragn S4 Pro APQ8064 1.5GHz(Kraitクアッドコア)が搭載されています。Googleによると、新型Nexus 7では旧型よりもCPUの処理性能は1.8倍向上、GPU性能は4倍向上したとのことです。

プロセッサはアップグレードされたと考えて良いので、性能にも大幅な向上を期待できます。実際に使ってみたところ、体感的に両さに大きな差はないように感じましたが(どちらもヌルヌル・サクサクです)、少なくとも旧型よりも性能が悪いことはないとは断言できます。

ベンチマークアプリの結果を紹介します。Quadrantは5427点、Antutut18381点は、3DMarkは、Ice Stormが11466点、Ice Storm Extremeが7173点です。どのアプリも旧型より高いスコアを出しています。

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