米国3位のSprintが4位のT-Mobile USAの買収を検討、WSJが報じる
米国第3位の携帯キャリア Sprintが、米国第4位のT-Mobile USAの買収を検討しているという情報をWSJが報じました。
Sprintは今年10月にソフトバンクの傘下に入った米国の携帯キャリアです。そのため、Sprintの動きにはソフトバンクが大いに絡んでいるものと考えられます。
WSJによると、Sprintは現在、T-Mobile買収にかかわる当局の規制事項を確認している最中で、まだT-Mobileの親会社となるドイツテレコムとの合意に至った事実はなく、買収の決定すらまだ行われていないとのこと。
SprintがT-Mobileの買収に成功すれば、加入者数は1億人を超えて現在第2位のAT&Tを上回ることになります。現在、1位のVerizon Wirelessと2位のAT&T、3位のSprintと3位のT-Mobileの間には大きな開きがありますが、買収が成功してT-MobileがSprintの傘下に入れば米国の携帯市場はVerizon、AT&T、Sprint&T-Mobileの3大勢力となります。WSJによると、米国でも主流のポストペイド型プランへの加入者数で比較すると、Verizonは9,500万人、AT&Tは7,200万人。もし、SprintとT-Mobileが合併しても5,300万人と順位に変動はありません。
Source : WSJ
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