米SprintとT-Mobile、合併交渉の打ち切りを発表
ソフトバンクとドイツテレコムは、それぞれが傘下に持つ米 Sprint と米 T-Mobile の合併についてこれまで協議と交渉を重ねてきましたが、当事者である Sprint と T-Mobile は 4 日、両社の合併交渉の打ち切りを正式に発表しました。
Sprint と T-Mobile は何ヶ月もの間、交渉を続けていましたが、4 日に行われた共同記者会見で、「相互に合意した条件を見つけることができなかった」として最終的に合併契約に至らなかったことを明らかにしました。
先日の報道では、両社の合併交渉は最終段階に入ったと伝えられた一方、ソフトバンクが所有する Sprint 社のオーナーシップやコントロールの維持に懸念があると指摘する声も伝えられるなど、取引は成立しないことが濃厚だと見られていました。
ソフトバンクはここ数年の間は米国携帯電話市場の再編を狙い交渉に取り組んできましたが、今回の出来事を受け、その計画を練り直す必要に迫られています。
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