ソフトバンク、米国キャリア Sprintの買収を完了
ソフトバンクは7月11日、米国第3位の携帯電話事業者 Sprintの買収が日本時間7月10日付けで完了したと発表しました。
Sprintの買収金額は216億ドル。これにより、ソフトバンクはSprintの株式の78%を保有することになり、Sprintはソフトバンクの子会社となります。Sprintの買収によって、ソフトバンクはグループ全体で9,700万件の契約者数となり、売上高ベースで世界第3位の携帯電話業者となります。
Sprintの買収については、米国の衛星テレビ事業者 DISH Networkとの買収合戦が繰り広げられていましたが、DISHは先月、255億ドルでSprintの全株式を買収する計画を断念しました。
ソフトバンクはSprintの買収完了を機に、Sprintの社名を「Sprint Nextel Corporation」から「Sprint Corporation」に変更しました。Sprint Corporationが持ち株会社となりSprint Communicationsの株式100%を保有し、Sprint Corporationの株式の78%をソフトバンクの米国持株会社「SoftBank Holdings Inc」が保有します。残りの22%は旧スプリントの一般株主が保有します。新スプリントの会長にはソフトバンクの孫正義氏、副会長にはRonald Fisher氏、CEOにはDan Hesse氏が就きます。
Source : ソフトバンク
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