”Chrome to Phone”を使って簡単にAndroid端末にテキストを送り込む方法
Android2.2(Froyo)からサポートされた”Cloud to Device Messaging API(C2DM)”を利用して、Google ChromeからPC上で表示したWEBサイトのURLをAndroid端末に送信できる”Chrome to Phone”と言う拡張機能が最近人気になっていますが、今回はそれを利用してAndroid端末側にメールアドレスや簡単な短いメモを送信する方法を紹介したいと思います。
PCを操作してて、「あ~~、このテキストをAndroidのクリップボードにコピーしたり!」と思ったことありませんか?こういったものをGoogleドキュメントやEvernoteに保存して、Android側でアプリやブラウザを立ち上げてコピーする、と言う方法を使っても実現できますが、Chrome to Phonewo使えば何かアプリを介することなく転送することが出来ます。
例えば、
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.1-update1; ja-jp; HTCX06HT Build/ERE27) AppleWebKit/530.17 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/530.17
この文字列をAndroidに送り込みたいとしたとき、Evernoteを経由しても出来ますが、この文字列をGoogleの検索ボックスに入れわざと検索します。
そして、その検索結果ページをChrome to Phoneを使ってAndroidに転送します。
すろと、Android側で表示した検索結果ページのテキストボックスに、Androidで利用したい目的の文字列が入っているので、後はその文字列をコピーしちゃえば完了です。
一見面倒な操作にも見えますが、実際にやってみるとサクッとコピーできてしまうのでやみつきになると思います。
ただし、Google検索で検索できる文字列に限りがあるので、全角であれば77文字、半角であれば990文字程度までしかこの手を使ってAndroidにテキストを送り込むことが出来ません。なので、メールアドレスや上記のような設定ファイル染みた文字列などをコピーするには最適で、日本語の文章などを転送するのには向いていません。
Chromet to Phone
http://code.google.com/p/chrometophone/
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