Galaxy SにAndroid2.2(Froyo)ファームウェア「I9000XXJP3」の導入、root化手順
Galaxy S(GT-I9000)向けに、Android2.2(Froyo)のテスト版ファームウェアがSamsung Firmwaresで公開されています。そこで公開されているFroyo最新のファームウェア「I9000XXJP3」をGalaxy Sに導入してみました。その手順とJP3のroot化手順も合わせて紹介します。
I9000XXJP3のインストール
I9000XXJP3をダウンロード こちらからダウンロード
ファームウェアの書き込みはOdin3を使って行います。ファームウェアの書込み手順は『Galaxy Sのファームウェアアップデート手順(保存版)』をご覧ください。利用するPITファイルは512です。
Benchmark
CPU性能以外Eclairの方が高いスコアを出していますが、このFroyoファームウェアはまだテストバージョンなので参考にならないかも知れません。
また、Quadrantスコアは994とあまり延びず・・・。テストバージョンなので仕方ない。
I9000XXJP3のroot化手順
JP3のroot化は、XDA-Developersなどで出回っているOnclick rootやupdate.zipを使ってのroot化手順では対応できないようです。コジーさんのブログにその情報が掲載されていたので参考にします。
root化手順の流れは、
- JP3環境で、I9000XXJP2カーネルを書込みsu、Superuser.apk、busyboxを導入しておく
- JP3のカーネルに戻す
ダウンロードするファイル
- JP2カーネル こちらからダウンロード
- JP3カーネル こちらからダウンロード
su、Superuser.apk、busyboxは、[PROGRAM] One Click Root / UnRoot for Galaxy S I9000 (Eclair and Froyo)で提供されている「GalaxyS_I9000_One-Click_Root.rar」に含まれる「root.zip」を解凍した中にあるものを使います。これだとこの後紹介するCF lagfix 1.7、1.8でエラーが起きることはありませんでした。
1.Odin3を使ってGalaxy SにJP2カーネルを流し込む。JP2カーネルをPDAとして書き込めばOK。PITファイル不要。
2.su、Superuser.apk、busyboxの流し込む。
adb push su /system/xbin/
adb push busybox /system/xbin/
adb push Superuser.apk /system/app
パーミッションを変更
adb shell
chmod 4755 /system/xbin/su
chmod 4755 /system/xbin/busybox
chmod 644 /system/app/Superuser.apk
一応suコマンドを叩いてSuperuser.apkが反応するか試しておくことをお勧めします。
3.JP3カーネルをOdin3を使って書き込む(戻す)。JP3カーネルをPDAとして書き込む。PITファイルは不要。
これでJP3環境のroot化が完了です。
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