Galaxy SにOfficial Android2.2ファーム「I9000XXJPC」を導入、root化、プチフリ対策手順
今種はじめごろにうっかリリースされてしまったGalaxy S(GT-I9000)のAndroid2.2のファームウェア『I9000JPC』。その後すぐにKies経由でダウンロードできなくなりましたがOdin3を使って焼き焼きできるようにファームウェアが公開されていました。今回はそのOdin3経由でファームウェアを焼いてみましたのでroot化、プチフリ対策手順も含めて紹介します。
I9000XXJPCのファームウェア焼き
1.[HOWTO+FAQ] Get Android 2.2 Froyo (I9000XXJPC) over KIES or ODIN!で公開されているファイルをダウンロード。ダウンロードはこちら
2.ファイルを解答し、Odin3を起動。PITファイルは512、PDAに「CODE_I9000XXJPC.tar.md5」、MOODEMに「MODEM_I9000XXJPC.tar.md5」、CSCに「CSC_I9000OXAJPC.tar.md5」を指定する。
3.Galaxy Sのバッテリー、SIMカード、マイクロSDをはずし、バッテリーだけを戻す。そしてボリュームダウン+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてダウンロードモードに。
4.Odin3でファームウェア焼き開始
5.ファームウェアを焼き終わった後、Galaxy Sがリブートします。リブート時にいつまでたってもホームスクリーンが表示されないと思うのでバッテリーを抜いて電源を切る。
6.ボリュームアップ+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてリカバリモードで起動。
7.ファクトリーリセットを行う。内蔵SDカードの中身は消えませんのでご心配なく。ファクトリーリセットごリブートすればちゃんと起動するはずです。
I9000XXJPCでのroot化
いつものroot化とは異なり、同スレッドに掲載されている手順でroot化します。こちらから必要なファイルをダウンロード
1.ダウンロードしたファイル「I9000XXJPC_KERNEL_ROOT」を解凍し、「update.zip」を内蔵メモリにコピー。「/sdcard」ですね。
2.ダウンロードしたファイルに付属しているGT-P1000用のOdin3を起動し、PDAに「i9000_Kernel」をセット。PITファイルは不要。このとき、Odin3メニューの「Auto Reboot」のチェックをはずすことをお忘れなく。
3.Galaxy Sのバッテリー、SIMカード、マイクロSDをはずし、バッテリーだけを戻す。そしてボリュームダウン+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてダウンロードモードに。
4.Odin3でカーネルを焼き焼き。カーネルを焼き終えても自動的にはリブートしません。バッテリーを抜いてまた戻します。
5.ボリュームアップ+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてリカバリモードで起動。
6.「update.zip」を焼き焼き。その後バッテリーを抜いて電源を切る。
7.バッテリーを戻し、ボリュームダウン+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてダウンロードモードに。
8.Odin3を再度起動。PDAに「I9000XXJPC_KERNEL」を指定。先ほど外した「Auto Reboot」にはチェックを入れること。
9.Galaxy SとPCを接続し、Odin3でカーネル焼き焼き開始。リブート後rooted!
プチフリ対策前のベンチマーク結果を載せて起きます。スコアは963とAndroid2.1の時とほとんど変わりませんでした。
プチフリ対策(ラグフィックス)の実施
Androidマーケットに公開されているプチフリ対策アプリ「TyanZa’s One Click Lag Fix」のバージョンが現時点では古いものなので、こちらから最新の1.6.5をダウンロードします。
1.ダウンロードしたアプリをGalaxy Sにインストールして起動。Superuser.apkが反応するので許可を与える。
2.起動時は次のような画面が表示されます。「Install EXT2 Tools」をタップしてプチフリ対策に必要なツールをインストール。
3.「One Click Lag Fix V1+」をタップしてプチフリ対策開始。作成するイメージファイルのサイズは500MB以上であればOKでしょう。
4.処理が終わるとGalaxy Sが自動的にリブートします。以上で完了です。
プチフリ対策後のベンチマークテスト結果です。スコアは1826.プチフリ対策前の倍となりまいた。
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