東芝のAndroidクラウドブック「dynabook AZ」は2コア2スレッドで動作するTegra2搭載
6月下旬に発表された東芝のAndroidクラウドブック「dynabook AZ 05M」が、もうすぐ発売されます(発売されたかな?)。各ネットショップを見てみると現在予約受付中となっており、ショップによっては8月27日に発売と掲載されているところもありますので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
海外ではAC100という名前で販売されるらしく、9月2日ごろから販売開始、価格は€350($445)と意外と良心的な価格設定です。国内では4万円台前半が相場と言ったところでしょうか。NTTフレッツど同時契約で1円販売もされているようです。
実はdynabook AZはおそらくですが、国内初のnVIDIA ”Tegra2”世代のTegra 250(1GHz駆動+GPU) SoCを搭載した端末で、ARM Cortex A9デュアルコアCPUを搭載しています。なのでみんなが好きな2スレッドで動作可能というわけなんですが、Android2.1でデュアルコアをうまく使いきれるのかどうかは分かりません。噂によればGingerbreadからデュアル・クアッドコアの本格サポートというらしいですからもしかするとこのdynabook AZはGingerbreadへのアップグレードも期待できる製品なのではないかと思われます。
そのほかの主要スペックを見ていくと、10.1インチ『Clear SuperViewLED』液晶(1024×600)、512MBのRAM、16GBのSSD、USB、miniUSB、Wi-Fi b/g/n、HDMI出力(1080p動画)、ステレオスピーカー、SD/SDHC/マルチメディアスロット、130万画素フロントカメラ、7時間駆動(スタンバイで180時間)、重さ870gとスマートフォンのスペックをベースに考えるとかなりハイスペックとも言えますね。
そういえば同じような仕様の東芝製Androidタブレット「SmartPad」という製品もそろそろ発表されるのではないかと噂されています。dynabook AZはそのAndroidタブレット開発のための(ある意味)トレーニングマシンだったのかも知れませんね。
このdynabook AZ、既に発売されているAndroidタブレットやメガネケース、スマートフォンとは違った製品なのでどんな使い方がされるのか、使い方によっては買った方が良い製品なのかそこら辺を今後チェックしてみたいと思います。
Source:東芝 – dynaboox AZ
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