HTCスマホのAndroid OreoファームウェアをHTC U11+を使って紹介
HTC のスマートフォンとしては最初に Android 8.0 Oreo を搭載して発売された「HTC U11+」を使って HTC の Android Oreo ファームウェアの中身を紹介します。
HTC U11+ のファームウェアは Android 7.x Nougat 用をベースにしているので、全体的にその中身は Nougat 時代のものと大差ありません。
しかし、多くの HTC 製アプリは、アイコンデザインが刷新され、見栄えが変わり、Android Oreo の UI デザインで変わった部分も HTC のファームウェアに反映されています。
ホームアプリはアプリショートカットに対応し、HTC 製アプリも一部はアプリショートカットの機能を提供します。また、ホーム画面にはアプリドロワーボタンもありますが、画面のスワイプアップでもアプリドロワーが開くようになりました。
HTC U11+ では、クイック設定ツールのテーマカラーがこれまでのダーク系からライト系に変わり見やすくなりましたが、アプリ履歴画面は Nougat 世代のままです。
Android Oreo でシステム設定メニューはカテゴリに分類されました。HTC U11+ にもこれが反映されており、Nougat 時代のファームウェアよりもセクションの数が減りました。「HTC USonic」が「USB ハイレゾイヤホン」に変わるなどの一部の変化は見られますが、新セクションの追加など大規模な変更は見られません。
Android Oreo にはピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)機能が導入されましたが、HTC U11+ では上手く機能しません。というのも、YouTube や VLC など PIP を公式にサポートしているアプリは小窓化しないものの、Chrome は小窓化できるなど、対応が不完全なのです。
2 つのアプリを同時にマルチウィンドウモードは Android Oreo に準拠した内容です。下側の画面は下に少しだけ枠が移動します。
前回の記事でも紹介しましたが、HTC U11+ はオンスクリーンタイプのナビゲーションバーを採用しただけではなく、ナビバーをスワイプするとツールバーが現れます。このツールバーから動画キャプチャーやスクリーンショットを撮影したり、ナビバーを非表示にすることができます。この部分は Android Oreo の新機能と言っても良いでしょう。
これは HTC U11+ ならではの新機能になりますが、Edge Sense にアプリランチャー「Edge ランチャー」が追加されました。Edge ランチャーには好きなアプリ、端末設定、連絡先を登録することができます。Edge ランチャーはスピセレのような UI を提供し、画面上でくるくる回すと項目が切り替わります。
HTC U11+ のカメラアプリは Nougat 時代のものとほぼ同じでした。
ここでは紹介していない新機能が見つかれば順次追記します。
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