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Xperia発売前、それまで一度もAndroidスマートフォンを持ったことが無かったと言う方に、「Xperiaであなたの生活がこう変わる」ということでXperiaを持ったらケータイ生活がどのように変化するのか私の経験を踏まえてご紹介しましたが、恐らく多くの方がそのようなケータイ生活になったかと思います。（たぶん）

そこで、もうすぐソフトバンクX06HT（HTC Desire）が発売されると言うことで、X06HTを持ったらケータイ生活がどう変わるのかについてお話したいと思います。まあ、あくまでも私の主観なので話半分で見てください。

X06HTについても基本的に前回お話したことがそのまま当てはまりますのでまずその記事をご覧になってみてください。

そして、プラスアルファとして、

XDA-Developersから情報を得ようとする

HTC製スマートフォンを中心に、各端末ごとにフォーラムが作成されており、各スレッドにおいてスマートフォンアプリ、OSの開発者やスマートフォンフリークたちがいろんな情報を公開したり、自身が作成したアプリ、ROMを公開したりと端末によってはかなり盛り上がっているコミュニティです。

X06HTはもともとHTC Desireで、Desireは国外でも広く発売されており、Google Nexus Oneと方を並べるモンスター級のスマートフォンであることから、XDAにおいても結構活発に情報が公開されています。

そんなサイトが存在することに気がついたX06HTユーザさんは、恐らく毎日XDAを閲覧してなにかおいしい情報が無いかどうか探る生活になるでしょう。

XDA-Developers
http://www.xda-developers.com/

root化、カスタムROMの道に走る

Androidスマートフォンを持つ以上、遅かれ早かれ「Desire root化」と言うキーワードに気がつくはずです。そう、Androidスマートフォンの中身は基本的にLinuxなので、root権が奪取できれば端末をフルコントロールすることができます。

しかし、当然のことですが、ソフトバンクが製品を出荷する時点では、root権は取れないように対策されています。（個人的には、端末を購入するのだからrootで操作できるのが当然じゃないかと思いますが・・・）

しかし、これまで発売されてきたAndroidスマートフォンでは、遅かれ早かれ誰かが端末をハックしてroot権で操作できるように、その手順まで公開してくれたりします。（Desireの場合はまだ公開されてません）

そういう情報は、HTC製スマートフォンでしたら比較的手に入りやすいので、上記で紹介したXDA-Developersを閲覧しておくと、そのうち「Desire Does!!」なんていうタイトルのroot権の取り方に遭遇すると思います。

それができてしまえば・・・、HT-03A、Nexus OneでもおなじみのカスタムROMと言う、誰かが自分好みにカスタマイズしたAndroid OSをX06HTに入れて使えたり、カメラのシャッターオンをオフにしたり、システムフォントを変更できたり・・・と、ドラクエⅢで言うなら裏の世界のようにスマートフォンの世界が広がるかもしれません。

ただし、root権を奪取した時点でソフトバンクからの保障がなくなりますので、その点は自己責任で行う必要があります。

SIMロックについて考えるようになる

つい先日、SIMロックフリー端末およびdocomoの一部の携帯電話向けに発売された「b-mobile SIM U300」を使えば、音声通話はできないものの、データ通信が、速度はベストエフォート上下300kbpsですが、月額にすると3000円を切る料金で使い放題になるわけですから、どうしてもこのSIMカードをX06HTで使いたいと思われる方も出てくるはずです。

その存在をご存知で無い方も、遅かれ早かれそのSIMカードの存在を知ることになると思います。

ただ、X06HTにはSIMロックがかけられているので、このSIMカードが使えないのはほぼ確実だと思います。

そうなると、「やっぱりSIMロックを外したいなぁ・・・」と思うようになり、その時点から「SIMロック」について考えるようになるってわけです。

今、総務省によるSIMロック解除のある意味「問題」が起こっていますが、その問題についてもこれから深く学ぶことになると思うので、X06HTを持つことは遠まわしながらそのことを勉強するためにも良い端末では無いかと思います。

ちょっと強引だったかな。

まあ、でも個人的にはX06HT（HTC Desire）を持つことは、IT業界、IT技術のことに興味のある方たちにとっては良い勉強道具になるのではと思います。