Sony Ericcsonが開発中のXperia新機種情報まとめ(2010年版)
国内ではSony Ericssonの知名度が非常に高く、今年秋頃から新機種に関する情報が多数出てきていることから年末の良い機会なのでまとめておこうと思います。
まず、Sony Ericssonは2011年2月13日にプレスカンファレンスをスペイン・バルセロナで開催されるMWC 2011前日の2月13日(日)に行う予定です。現時点でその時発表されるものと予想されているのは、
- Xperia X10の後継”Anzu”:LT15i、LT15a
- プレステ携帯”Zeus”:R800i、R800a
- VivazのAndroid版”Hallon”:MT15i、MT15a
- Xperia X10 mini proの後継:不明
次に、Sony Ericssonは欧州で
- XPERIA ARC
- XPERIA PLAY
- XPERIA DUO
- XPERIA NEO
という名称を商標として登録申請していますが、上記の端末とどう関連しているのかは不明なところです。
Xperia X10の後継(Xperia X12?)と呼ばれる”Anzu”
“Anzu”というコードネームは今年11月11日にリークされた情報で明らかになりました。(記事)
11月17日には”Anzu”のレビュー記事が写真と共にロシアのサイトMobile Reviewに掲載されていたことで”Anzu”の概観を確認できました。(記事)
12月4日にリークされた”Anzu”のNeoCoreベンチマークテスト動画では60fps越えと言う脅威の記録を叩き出していたことから、Android 2.3を搭載したものなのではないかと予想できました。(記事)
”Anzu”の製品名は不明ながらも、モデルナンバーは「LT15i」、「LT15a」であることが分かりました。(記事)
現時点で分かっている仕様の一部は、
- OS:Android 2.3(Gingerbread)
- 筐体サイズ125.0 x 62.5 x 8.7-10.9 mm(背面アーク形状)
- ディスプレイ:4.2インチFWVGA(854×480)、Super Vivid ディスプレイ(仮)、クリアブラックフロントパネル、16Mカラー、マルチタッチ、静電容量式
- チップセット:Qualcomm MSM7230 800MHz CPU 第二世代Snapdragon
- カメラ:8.1 MP裏面照射型CMOS「Exmor R」、16倍デジタルズーム、720p@30fps HD動画撮影機能、ステレオ録音サポート、顔認識機能
- 通信:Wi-Fi b/g/n
- 外部端子類:3.5mmオーディオジャック、HDMI(Type D)
- その他機能:ノイズリダクション、モバイルBRAVIAエンジン搭載、
- バッテリー:1,500mAh
”Anzu”は海外で発売されると共に、その国際版と共通するモデルが、国内でもNTTドコモから「XPERIA Premium SO-01C」として来年3月末までに発売されると言う噂です。(記事)
“Anzu”をベースに国内独自機能を盛り込んだ”Azusa”
これは日本独自モデルで恐らく来年2月13日のMWC 2011では発表されないと思います。国内ではNTTドコモが「XPERIA Entertainment Drive SO-02C(仮)」として来年6月頃発売されると噂されています。
現時点で分かっている仕様の一部は、
- Xperia X10後継モデル(Anzuのこと)をベースに、FeliCa、ワンセグ、IrDAを搭載した日本独自モデル
- 2011年6月発売予定
- 背面はフラット
- 126.8 x 62.3 x 11.5mm
プレステ携帯”Zeus”
プレステ携帯コードネーム”Zeus”の噂は今年8月12日あたりに出てきました。(記事)
実際に”Zeus”の具体的な写真や情報が出てきたのは10月末頃です。(記事)
その後、12月9日のイベントで発表されるのではないかと情報がありましたが、結局今のところ発表されていません。(記事)
12月1日には”Zeus”を操作している映像が流れていました。(記事)
その3日後、今度は”Zeus”のハンズオン動画が公開され、「PlayStation」というアプリが搭載されていることが明らかになりました。(記事)
同じ日に”Zeus”で撮影されたと思われる写真がPicasaにアップロードされていました。(記事)
12月21日に、Sony Ericssonが欧州において”XPERIA PLAY”という名称を商標登録申請していたことからそれが製品名の一部で使われるのではないかと噂になっています。(記事)
最新の情報では、”Zeus”は2011年2月のMWC 2011または3月に発表、4月に欧米で発売されるのではないかと噂されています。(記事)
現時点で分かっている仕様の一部は、
- OS:Android 2.3(Gingerbread
- 厚さ:約17mm、PSPgoとほぼ変わらない
- ディスプレイ:3.7インチ~4.1インチのディスプレイ
- チップセット:Qualcomm MSM8655 1GHz 、第二世代Snapdragon
- メモリ:512MB
- ストレージ:1GBのROM、マイクロSDカードをサポート(メモリースティックは未サポート)
- カメラ:リア/フロントにカメラあり、リアにはフラッシュも搭載
- その他:スライド式コントローラ、仮想ジョイスティック(タッチパッド形状)、LRボタンあり、Z-SYSTEMと呼ばれるアプリを搭載
Sony Ericsson VivazにAndroid 2.3を搭載したような”Hallon”
12月下旬頃、”Hallon”と呼ばれるSony Ericsson VivazのAndroid版の話が出てきたことで明らかになりました。モデルナンバーは「MT15i」、「MT15a」。(記事)
その2日後、実際に”Hallon”と呼ばれる端末の全体写真がリークされました。(記事)
Xperia X10 mini proの後継だと呼ばれる端末
これは昨日中国の掲示板から端末写真と共に情報がリークされたことで明らかとなりました。(記事)
現時点で分かっている仕様の一部は、
- Android 2.3(Gingerbread)
- 1GHz Snapdragon(Adreno 205 GPUを搭載)、第二世代Snapdragon
- 3インチディスプレイ
- スライドキーボード
- フロント/リアにカメラを搭載
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