ARM、新プロセッサー「ARM Cortex A7 MPCore」と、高性能・低消費電力を実現する「big.LITTLE処理」を発表
英ARMが新しい「ARM Cortex A7 MPCore」プロセッサーと、Cortex A7と高性能型Cortex A15を併用した場合のプロセッサの選択技術「big.LITTLE処理」を発表しました。
NVIDIAの第4世代Tegra ”Wayne”(Tegra 4)は2バージョンあり?8コアのCortex A15 CPU搭載?
NVIDIAのモバイル向けSoC”Tegra”、現在は2コアCPU・8コアGPUのTegra 2が出荷されており、それを搭載した製品がスマートフォンやタブレットを中心に多数市販されています。2月に発表された次世代Tegraとなる4コアのCPU・12コアのGPUなどを搭載する”Kal-El”は今年の夏に出荷される見込みでまだそれを搭載した製品は市販されていない中、BrightSideOfNewsが”Kal-El”の次のTegraとなる”Wayne”の概要について伝えています。詳細は極秘のため、情報元が特定されないよう名前は公開されていません。
LG、ARMとCortex-A15プロセッサーなどに関するライセンス契約を締結、マルチコアプロセッサーを自社開発へ
LGは4月26日、LGとARMが、ARM製コアIPに関するライセンス契約を締結したと発表しました。この契約では、ARM最新のCPUコア「ARM Cortex-A15 MPCore」だけではなく、前世代のCPUコア「Cortex – A9 MPCore」や最新のGPUコア「ARM Mali-T604」、「ARM CoreLink」インターコネクトおよびシステムIPも含まれているため、スマートフォンやタブレットだけではなく、デジタルテレビやセットトップボックス(STB)ットなどにおいて、ARMプラットフォームを使ったシステムの開発ができるようになるとされています。LGは現在、Optimus 2X、Optimus PadでNVIDIA Tegra 2を、Optimus 3DやBlackでテキサスインススルメンツのOMAPシリーズを、Optimus OneやChicなどでQualcommのプロセッサーを採用しています。今後、独自でマルチコアプロセッサーを開発し、今後、自社のOptimusシリーズに搭載してくるでしょう。
Source : ARM
$99のGoogle TV対応製品の可能性、英ARMはGoogleと協議中
現在米国内で販売されているGoogle TV対応製品にはそれぞれIntel Atomが搭載されており、その上でAndroidベースのOSが動いているわけですが、今後ARMのCPUコアを搭載したものが比較的安い値段で出てくるかも知れません。
英ARM、次世代ARMコア「ARM Cortex A15(Eagle)」を発表、最大2.5GHz駆動
みなさんがお使いのスマートフォンのほとんどに使われているチップセットには、CPUコアとして英ARMのものが使われていますが、英ARMは8日、次世代CPUコア「ARM Cortex A15(MP)」を発表しました。
テキサスインスツルメンツ、英ARMと次世代ARM Cortexコアの初のパートナーに
米国で古くからある半導体企業で、主にMotorolaやSamsungらにOMAPプロセッサを供給していることで有名なテキサス・インスツルメンツ(TI)は、英ARMの次世代ARM Cortexコアの初のライセンス契約を締結したそうです。プレスリリースでそれが明らかとなりました。
Androidスマートフォンにも「インテル入ってる?」、IntelがAtomベースのスマートフォンでAndroidを動かす
いろんなところで話題となっていましたが、どうやらIntelがAtomベースのスマートフォン上でAndroidを動作させているようです。
これまでにも、x86で動作することができるAndroidのプロジェクトは存在して、私も手持ちのネットブックにそれを入れて遊んでいたのですが、それらはIntelと関係の無いところで行われていたプロジェクトだったのです。
しかし、今回のニュースは、Intelが公式にAtomプラットフォームでAndroidを動作させ、今後IntelがAndroidをターゲットにビジネス展開していくと言うことに対して含みを持たせる発表をしたことが大きな違いのようです。
もともとAndroidは、Intelの手がけるデスクトップ、ノートブック、サーバなどのCPUでは無く、その当時モバイルプラットフォームの98%の端末で動作していたARMに最適化されて作られたものだそうです。
しかし、IntelのテストではデュアルARM Cortex-A9よりも性能が良いらしいですよ。
近い将来、Androidスマートフォンに「Atom Inside」なんていうエンブレムシールが貼られたりするかも知れませんね。